対岸上流から出てきたバロン夫婦


撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.9.05)
(アルツハイマー)

いつも水門前で待っているバロン夫婦の姿が見えない。お兄さんが「バロン」と二度ほど呼んだら、対岸上流から出てきたバロン夫婦。190905.jpg

目の前を「チー」と鳴いて横切ったカワセミ、速すぎてカメラでは追いきれない。ヒメガマの群落の外れに戻って来たカワセミ、口に小魚をくわえて。慌てて撮ったら、もう飲み込んでしまった獲物。190905a.jpg

もう帰ろうとすれば飛んできて足を引き留めさせたナミアゲハ。「撮ったら早く帰りな」とでも言うように目の前に止まってくれた。190905b.jpg

『入院中の妻の様子を見に行くのが日課』
入院中の妻の様子を見に行くのが日課。昨日、そっと病室を覗くと写真を手に持って、一枚ずつゆっくり見ていた。私に気付くと、「孫は可愛いねぇ」と呟く。
最近、子育てをした横浜在住のころを繰り返し思い出していたようだが、入院してからは郷里の実家のことや学生時代のこと、親兄弟や同級生のこと。新しい記憶は消えたのか気になって、一昨日孫たちが誕生してからの写真十数枚を持って行って渡した。七五三の時に孫を抱いた写真を見て、「これは八王子の神社かね。何年前だろう。今度娘たちが来たらいつ撮った写真か書いて貰おう」と言う。まだ残っていた十数年前からの記憶も。同じ子の大学入学のころの写真を見て、こんなに大きくなったのかね」と。つい半月前両親と一緒に会いに来ていたのはもう全く記憶にない。
孫たちの写真に混入しておいた妻の姉妹会の写真も姉妹たちだと認識できた。近隣センターの行事でお茶会をしたときの写真をしばらく眺めていて、一人の人を指さし、「近隣センターのお茶会だね」と呟く。一緒にお茶会をした人たちの名前は思い出せず、「こういうことはどんどん遠くなって消えて行くね」と言って、孫たちの写真とは別のところに置いた。190905c.jpg

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