僅かに残ったクローバーを啄む子どもたち

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.5.26)
(アルツハイマー)

刈られてしまった市民農園跡の草地、僅かに残ったクローバーを啄む子どもたち。200526.jpg

鳴いて羽ばたき尾羽を広げたキジの雄。200526a.jpg

飛んできた二羽のハシボソガラス、頭上の繁みを覗いて鳴けば、頭上からも掛け合い漫才のように鳴き声。200526b.jpg


『ここにいるのはもう限界』 (2020.5.26)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「はーい」「あなたの声を聞いて半分泣いている。ここにいるのはもう限界、もう働けないもの」「そこでは、あんたは働かなくてもいいんだ」「何でここにいるの?」「二人とも年を取って出来ないことが増えた。あんたが救急車で運ばれたり、入院したり、目眩や吐き気で病院に連れて行くのが私には難しくなった。二人一緒に暮らしていると共倒れになりそうだし、子どもたちにも迷惑がかかる」「子どもには迷惑を掛けたくなかった」「だから施設に入りたいと何度もあんたに言われた。ケアマネージャのMさんが紹介してくれたところを二人で見学して申し込んだ」「そのことは憶えている」「その後、膵炎で我孫子東邦病院に緊急入院し、目眩や吐き気の頻度も増えて困り果てていた去年12月、空きが出来てグループホーム寿に入所することになった」「憶えていない」「1月12日入居を決めていたが、正月に膵炎を再発してJAとりで総合医療センターに入院した。入院中に色んな記憶を失い、ここに入所することも思い出せなくなった」「入院したような気がする」「退院して直ぐグループホーム寿に入所したが、そのことも憶えていなかった。2月末まで毎日面会に行き、伝染病流行で面会禁止になってからは毎日電話してるよ」「憶えていない」「入所したら生活支援、健康管理、夜の見回り、平和台病院の先生の訪問診療もあって、入所後は目眩や吐き気もなくなったし、膵炎も再発していない」「自分でも元気になったと思う。ここにいると、私が働けなくなって迷惑を掛けると思って、出て行かなくてはならないと思った。ずっとここにいられる?」「ずっといていい」「私が倒れるまでいていいのね、ここが入りたかった施設なんだ。嬉しい」「安心してここにいてね」「私のために苦労掛けてごめんね」「あんたは大事な人、気にしなくていい。歌のリハビリをしよう、歌が鳴ったら電話機返して」「・・・鳴ったよ。電話機返してくる。・・・終わりました」と泣き声で電話機を返す妻。200526c.jpg
(昨日より低い枝まで降りてきて囀るホオジロ)