のっぺりと空一面を覆う雲

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.12.7)
(アルツハイマー)

暗い曇天の朝、桃山公園の高台に着いたのは6時だったが、いつまでも暗い沼には鳥もいないし撮りたい景色も見つからない。のっぺりと空一面を覆う雲、所々地上の灯りに照らされたて僅かに黄色。191207.jpg

土曜日でも下の沼沿いの道は車が多い。山裾に遠くで点滅する灯り。191207a.jpg

望遠で撮ったら点滅していた灯りはスカイツリー、東京はもう雨か霞んでいる。191207b.jpg


『懐かしいね、手作りのお料理』 (2019.12.7)
いつもは宅配弁当だけの夕食がいつになく豪華だった昨日の夕食。夕方、写真友だちからいただいた里芋、人参、鶏の手羽などの煮物と白菜の漬け物。食卓に並べたら、「懐かしいね、手作りのお料理」と妻。「ガスコンロが壊れちゃってからお料理が出来なくなっちゃったものね、うちじゃぁ出来ないね」と言いながら小皿に取った。里芋を一口食べて「おいしい」と。
料理をしていることを途中で忘れ何個かの鍋を焦げ付かせ、近くにおいた鍋つかみ用のグローブを焦がしたり失敗も増えて来て、あるとき衣類の袖を焦がしてからガスコンロを使うのを止めた。私が見ていないときについ使ってしまうので娘とも相談して点火用の電池を抜き元栓を閉めた。妻にはガスコンロが故障したからと説明してから久しい。時たま「ガス会社に頼んで直して貰おうか」と言われると、妻から料理することを奪い、嘘をつき続けていることが後ろめたくなる。最近は自分の物忘れ対策でガスコンロを使えなくしてあるとうすうす気付いているらしい。グループホームに入ることになってからの生活について話し合っていたときに、「ガスコンロは直さなくていいよ、私がいなくなって使い慣れないあんただけになったら消し忘れたりして危ないから」と言ったことがあった。私が電子レンジで出来る料理は単身赴任時代に憶えた冷凍食品の解凍がほとんどだったが、最近は半熟の玉子や焼き芋だってできるようになった。そんな私を見ている妻は、「スーパーに行ったら出来たてのお総菜もいっぱい売ってるし、冷凍食品のまとめ買いじゃなくてちょっとずつ足繁く買いに行った方がいいよ。一人になって手抜きばかりしちゃダメよ」と私のことを心配している。
私が気にしすぎているかもしれないが、妻が水の飲み方が少なくなったときは喉が渇いていないと言うし、ぼんやりと空想の世界に入り込むことが多い。ここ二日ばかりは水をよく飲んだからか、「頭がすっきりしてきた」と言って行動も積極的にななった。医学的には常識になっていないかもしれないが、一関単身赴任時代にお世話になった友のコメントも参考にして、水にこだわっている。
『認知症入居者が多くいる施設経営者が一日1500リットル飲んでいると確実に症状が改善すると言っていて、介護業界では常識化しているようすでした。他方、知り合いの精神科医からはそんなの常識になっていないとの指摘もうけました。たしかに認知症の患者も扱う精神科医が知らないのであれば、まだ、「常識」にはなっていない様子。逆に無理やり飲ませたら誤嚥のリスクが高いという指摘も受けました。しかし、多くの方を接している施設が採用しているようなので、理論はどうあれ、実践的に改善するのであれば、やってみるにこしたことはないだろうとは思います。施設では無理に飲ませるのではなく、ジュースとかお茶とか普段の生活で水分を多くとるようなライフスタイルにしているとのこと。(2019.11.2 渡辺清文さんより)』191207c.jpg