空一面を埋め尽くした雲

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.12.1)
(アルツハイマー)

空一面を埋め尽くした雲。地上の灯りが雲を染め、沼に映って明るい水面。191201.jpg

地平線の雲間から覗いた瞬時の日の出、対岸から伸びてきた光の架け橋。191201a.jpg

雲の向こうを太陽が昇り、雲間から吹き出した光芒。191201b.jpg

『遠いところからよく来て下さいました』 (2019.12.1)
昨日早朝、妻の様子を見に行くとベッドの上にむっくり起き上がり、「何を着せてやったらいい?」「誰に?」「小さい子が来ているでしょ」「小さい子って?」「孫が来ているでしょ、何を着せて送り出せばいい?」「孫なんか来ていないよ。家には私とあんただけ。孫はみんな大きくなって大学生と高校生と中学生だ」「そんなに大きくなったなんて知らない、このごろ見てなかったから」「心配しなくたっていいよ」「娘たちが大変だろうから手伝いに行っていたの」「昔はね。今はこっちが手伝いに来てもらってるよ」「孫をRに連れてってやらなきゃ」「Rに行くのはあんただよ」「孫じゃなくて私かね。Rって保育園じゃなかった?」「利根川沿いに下ったところ・・・」「分かった、私が今日行くところだね」と、やっと現実の世界に戻ってきたようだった。
撮影から帰宅して妻の様子を見に行くと着替え中。サイドテーブルの上になくした老眼鏡が乗っている。早朝にはなかったのに。「老眼鏡、どこのあった?」「知らない」と、どこで見付けたか憶えていない。たたんでベッドの脇に積んであった衣類の間にでもあったのか。
Rから迎えの車が来て、担当者から「電話したが出なかった」と言われたが、電話の着信には気付かなかった。
妻帰宅の1時間ほど前にケアマネージャのMさん来訪。ブログを見ておおよその状況はご存じなので、今後のショートステイの予約、認知機能が進行した場合のデイケアからデイサービスへの切り替えなどのアドバイスを頂いた。前回のショートステイの二日目、いつまで滞在するかと妻が質問し、Tさんが予定を書いてくれたら滞在が長くなった、留守中に私が倒れたら困ると泣き出したらしい。担当の方が散歩に連れ出し、Mさんが外出から戻ったときは明るい表情になっていたとのこと。出発の朝、妻の予定表が何度も書き直し分かり難いので私が書き直したら、急に予定を変更したと誤解して大むくれ、その感情を引き摺って出掛けたからだろう。Tさんには迷惑を掛けてしまった。妻が帰宅して、Mさんがいたから大喜び、「遠いところからよく来て下さいました」とあいさつ。同じ思い出話しを何度でも聞いてくれるMさんを大歓迎。
FAXを送ろうとしたら電源が入っていない。電源コードを辿って見たら電源コンセントのスイッチが切ってある。電源をONにしてもテレビのリモートは動作しない。電池が切れたかと蓋を開ければ電池の一本が逆向き。推察するところ、リモートを落下させ電池が飛び出して、直そうと電池を装着したが逆向き。テレビの電源を切りたくても電源が入ったままだからコンセントで電源を切ったのだろう。今朝Rに出掛ける直前、「テレビが言うことをきかない」と言っていたのを思い出した。191201c.jpg