地平線から上空に放たれるオレンジの光

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.10.5)
(アルツハイマー)

雲一つない快晴の朝。オレンジ色に染まった地平線から上空に放たれるオレンジの光。191005.jpg

ラッキー父さんの姿が見えず、待っていたのは母さんと子ども二羽。父さんは進入者を追ってパトロール中なのだろう。191005a.jpg

今朝も来ていたカンムリカイツブリ、片羽が不自由でも潜水して漁をするのは上手。流れ出したコブハクチョウの餌に小魚が集まり、それがお目当てかバロン夫婦の傍で漁をする。目の前でクチボソを三匹も捕ったカンムリカイツブリ。191005b.jpg


『今日は風が強いから家の中に干した方がいい』(2019.10.5)
昨日朝は、前夜に用意した水を全部飲んだからかすっきりした様子で雨戸を開けた妻。「白いヒガンバナは萎んだが赤いのはまだきれい」としばらく眺めていた。妻の実家の裏山に咲くヒガンバナと重なったのだろうか。
朝食中に急に神妙な顔になって、「私はどこから来たの?」「どこからって、住んでいたところ?」「うん」「我孫子に来て37年、その前は横浜、その前が等々力、結婚したときが武蔵小山」「等々力が思い出せない」「A(長女)を産んだのが等々力の病院、近くのなおみ保育園に預けたろう」と言うとやっと手がかりを見付けたようだ。そこからは連鎖的に長女を保育園に預けて職場だった大井町の小学校に通ったことを思い出して語った。「頭の中で、どこが先に住んだところかごちゃごちゃになっていて分からなくなった」と言って話が終わった。
朝食後、私が洗い終わった洗濯物を洗濯機から取り出し運ぶと、「今日は風が強いから家の中に干した方がいい」と妻が室内に干し始める。その間に食器洗いをしようとすると「私の仕事を取らないで、やらないとどんどん出来ないことが増えちゃうから」といつになく活動的。
昼食後に私が散髪して帰宅すると、テレビの前にぼんやりしていた妻。「もうどこにも行きたくない、家のことだけをやっていたい」とぽつりと言った。「明日はRのデイサービスに行くだろう」と言うと「Rでは派遣で介護のお手伝いをしてきたが、もうやめなくっちゃならないから」と。話を聞いていると、もう15年か20年も前のことだったろう介護から漏れる高齢者への支援を行っていたボランティアの会を解散したときの悩みがRへデイサービスに通う現実のこととつながってしまったらしい。Rに出発するときの写真を見せ、仕事ではなく自分のリハビリのためだと説明して、近所の桃山公園へ散歩に連れ出した。高台から沼を眺めていた妻が「これからもRへ行くよ、元気にならなくちゃいけないから」と私に言った。やっと妄想から現実に戻ってくれたようだった。191005c.jpg

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