ゼロポイントに着けばもう始まっていた朝焼け

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.10.27)
(アルツハイマー)

桃山公園のゼロポイントに着けばもう始まっていた朝焼け。淡いピンクが次第に濃い赤になりやがて色褪せる。やがて岡発戸の丘の上の雲間に瞬時の日の出。191027.jpg

雲間の太陽が隠れたら、うろこ模様に輝く雲。いつの間にか沼は灰色に。191027a.jpg

雲間から漏れる光に波立つ水面が白く輝き、コブハクチョウが一羽沼を渡る。191027b.jpg

今日は何かイベントがあるのか、ハス群生地の前を通って現れたボート二艘、曙橋へ向かうのかS字を描いて通り過ぎる。191027c.jpg


『不可解な妻の記憶のメカニズム』 (2019.10.27)
昨日早朝、朝の撮影に出掛ける前に妻の様子を見に行くと「今日は金曜日?」「今日は土曜日、Rセンターに行く日だよ」「泊まるの? 夕方帰ってくるの?」「火木土の土曜日だから日帰りでRに行く日」、やっとRの記憶に辿り着いたのか「利根川の横だよね」と安心した顔になる。
朝食を食べ終わってものんびりしているから、「もう支度をしなくちゃ」「今日はどこへ行くの?」「Rへデイサービス」「何時に迎えに来るの?」「9時」「じゃぁ、急がなくちゃ」と言って寝室に向かった妻。電話が鳴って応答しようとすると一瞬早く妻が応答、階段の下から「どこから電話?」「10分後に迎えに来るって」と言いながら、支度が終わって降りてくる。待ちきれないのか早々に玄関前に出てRの迎車がどちら側から来るか左右を覗いていた。車が来てドアが開くと振り返って手を振り乗り込んだ妻。慌ただしい朝のひとときだった。
妻帰宅40程前にケアマネージャのMさん来宅。私のブログを見たりショートステイ中の妻を見て急に症状が進行したと感じたことや、RセンターやW園で介護を受けていることとボランティアを行っていた頃の記憶がはっきりしなくなることがあるとMさんから聞いた。私も、妻の16日間の入院後、急に症状が進んだと感じていた。
妻が帰宅してMさんに挨拶、ショートステイの時に食堂でMさんに会ったこと、Rセンターの散歩の途中で出会ったことなどを話し始め、何度も同じ話しを繰り返した。じっと何度でも聞いてくれていたMさん。目の前にいるMさんの名前を思い出せなくて「あなた」と言う妻。どうしてもMさんの顔と名前を憶えられなくて、数ヶ月前に二人並んだ写真を撮らせてもらい居間と寝室に貼ってある。最近でも「Mさん」と言っても顔もMさんとの記憶にもたどり着けないが、Mさんと話していると幾つもの記憶にたどり着いている。何がMさんの記憶のインデックスになっているか不思議に思う。RとWの名前も取り違えることが多く、会話を聞いていると二つの施設が混濁しているように感じるが、自宅からR迄の道順と利根川の近くと言うことでRへの記憶に辿り着き、Rを起点とした道順からWへの記憶に辿り着く。妻の頭の中では二ヵ所の記憶ははっきり分かれていると妻は言う。不可解な妻の記憶のメカニズムだ。191027d.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 11

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント