子ども6羽を連れ遠出したコブハクチョウ夫婦

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.5.12)
(アルツハイマー)

子ども6羽を連れ遠出したコブハクチョウ夫婦。200512.jpg

首を伸ばし、じっと何かを見詰めるアオサギ。200512a.jpg

昨日と同じ木の同じ枝で鳴くホオジロ。200512b.jpg



『ダーリンすか?』 (2020.5.12)
妻との昨日午後の電話、「もしもし」「は~い」「ダーリンすか?」「どうしたの?」「主人ですかって聞いたら、ダーリンからだと係りの人が言った。気さくに話し掛けてくれると楽しいね。お昼を食べて部屋に戻って、昼寝しようとひっくり返って、眠ったかどうか、瞬間のことは直ぐ忘れちゃう。今日は青空だから嬉しい。話すほど困っていることもない。ここから市役所の方へ下る車が見える。西日が射し始めたが窓は東向きだから陽は入ってこない。何もやることがないから、ここにいるのも厄介だ。贅沢なことを言ってごめんね。ここで電話するより手賀沼の方に行って話した方がいい」「外出はできないし、外へ行ったらその電話機は使えない」「ああ、そうか」「今日は電話ですねることがない」「電話ですねるの」「だって他の人と話すのにすねる訳にはいかないもの。西日だから窓の近くでも陽は入らないが、駐車場は陽が当たって眩しい。ぼんやり見ているだけで、何となく暇だよ。私もこんなになる積もりはなかった」「自分からなろうと思ったんじゃないから気にしなくていい」「もうじき80になるから仕方がないか。70でこうなる人もいるからね」「伝染病が治まったら、また一緒に散歩しようね」「その言葉を聞くと涙が出て来る」「こんな話しは嫌だった?」「そうじゃない、嬉しくて出る涙だよ」「あはは、泣かないでよ」「家の前の道を思い出すと辛い。家は更地じゃないね。前のまま?」「何んにも変わっていない」「私たちが建てた家?」「そう、今は私が一人で住んでいる」「涙が止まらないよ」「電話で泣くの?」「よその人に話して泣いたらおかしいでしょ。あなたと話すからよ」「音楽を掛けよう」「ランプを点けたけど、次は忘れた」「壁に貼ってある絵を見て」「そうか、CD押した」「その下の矢印」「鳴ったよ」「電話機を返してきて」「返したら話せなくなる」「他の人も使うから返してきて。戻ったら歌を歌って。頭が活性化するリハビリだよ」「分かった。・・・今村です。終わりました」200512c.jpg
(遊歩道脇にアカバナユウゲショウの花。「かわいい花ね、何という名前?」と妻、何度教えても同じ質問を繰り返した数年前の散歩。)

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