階段を下り「父さんと子どもだよ」とお兄さん

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.8.19)
(アルツハイマー)

四日前にはビッグ父さん一羽だけ先に来て待っていたが、今朝は二羽が待っていた。父さんと母さんが来て待っていたかと思ったら、階段を下り「父さんと子どもだよ」とお兄さん。190819.jpg

「母さんたちはどこにいるの」と父さんに言ってもただ尻尾を振るだけ。しばらく待ったら未だ仄暗い上流から母さんと子ども七羽が現れる。190819a.jpg

いつものように岸に上がろうとした母さんを遮るように一羽の子どもが岸に上がり、いつも母さんがやる全員集合の号令のポーズ。190819b.jpg

アルツハイマーの妻が一泊のショートステイに行く日。
最初にデイサービスに通った施設では月一回コーラスの指導があるのが魅力で、デイサービスに通うようになった妻。半年ほど経ったらコーラスを指導していた先生がいなくなって、ケアマネージャさんがコーラスグループのある別の施設を探してくれた。それが現在通っている施設。そこも年度末に指導者がいなくなってコーラスの活動は休止してしまった。がっかりしていたが、その施設では友だちもできたしマンツーマンのリハビリ、入浴サービス、お気に入りの昼食などがあって満足して通っている。
今後、ショートステイの機会もあることからショートステイの契約をしてお試しをかねて一泊した。帰宅して、もう泊まるのは嫌だと拒否反応を示した妻。せっかく友だちなった人たちが同じ施設に通ってきているのに、その人たちとは隔離されて食事をしたり日中を過ごすことでの寂しさがあったようだ。
ケアマネージャさんが勤務する施設で新たに月一回の音楽イベントを行うことになり、それに合わせ月一回のショートステイに通うことにした。結果は上々、今回が三回目になるがショートステイへの嫌悪感も払拭された。私自身のストレスや体調不良の対策にも徐々に利用日数を増やそうと思っている。
一つ困ったことに遭遇している。ショートステイに通う持ち物を一日二日前に取り揃えバッグに詰め、提出用に持ち物のリストを作成しているが、バッグの中に何を詰めたか忘れた妻がバッグを開いて詰め直す。そのたびに持ち物リストの修正と不足するものはないかの再チェック。暫く経って気がつけばバッグの中身を並べて気の向くままに入れ替えている。
三回目の今回、金曜日に長女夫婦と孫がきて一泊、長女が妻と一緒に一つずつ確認してバッグに詰めて持ち物を用意した。そのことを忘れまたバッグの中をチェックしたがる妻に長女が看板を作ってバッグに乗せた。長女たちが帰ってしばらくしたら、「この紙、なに?」と妻。長女と一緒にバッグに詰めたことを説明したが、すでに長女が来たことさえ記憶していなかった。私が説明しても「そんなこと知らない」の一点張り。長女が電話して説明してくれたらそのときだけは納得しても、時間が経てばまた繰り返し。不本意だが、昨日妻の目につかないところにバッグを隠した。「バッグを出して」と私に迫る妻の言葉は憎悪に満ちたもの。やっぱりこの方法は間違いかと途方に暮れた私。
こんな時、どう対処したらいいのだろうか。190819c.jpg

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