霞か雲か薄紫色に染まった地平線の空

撮影ノート『手賀沼有情』 (2021.2.13)
(アルツハイマーになった妻)

霞か雲か薄紫色に染まった地平線の空。210213.jpg

ラジオ体操が始まって間もなく、空と沼を赤く染めて岡発戸の丘から日の出。210213a.jpg

斜面林の間から広場に漏れてくる淡い日差し。210213b.jpg


『好きなところへ行けるよ』 (2021.2.13)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「は~い」「今、故郷を思い出して歌ってる。~木枯らし吹いちゃ冷たかろうて・・・~」「うまいなぁ」「歌手が歌ってるのにつられて涙を出しながら歌ってる。お父さんまで届くように歌ってるよ。~もうすぐ春だで畑が待ってるよ・・・なつかしさがしみとおる~ 一人で寂しいなと思ったらCD掛けて歌ってる。目をつぶって歌うと故郷の景色が出て来る。目を開けると現実になっちゃうから。歌を歌って想像するとその場所の景色が出て来る。出て来るのは今の景色じゃなくて昔の景色、好きなところへ行けるよ。頭の中でそこへ行って歌うと慰めになる。だから歌は大事で好きだよ」「お父さんも掛西を出たよね」「そう」「私が一年の時三年だよね」「そう」「~青い月夜の 浜辺には・・・ぬれた翼の銀の色~ いま岩滑の裏山から見た景色や掛川の天守台からの景色が見える。歌うとここにいて景色が変わるからいいよ。今度はあざみの歌」「今日はご機嫌よく歌うね」「夜は大きい声を出せないから昼間がいいね。手賀沼から神社の横を登ると私たちの家に行く。その景色を思い出して歌うとそこにいた気になる。私は歌さえあれば時間が過ぎる。窓の外を見て、外を歩いて手賀沼に出て、坂を登ってお父さんがいる家に行って歌う。今の私はどういう生活をしているかの自覚はない。歌っているけど実際はその場所に行っていないからでたらめの場所。お父さんは何してる?」「朝早くから手賀沼の写真を撮っている」「私も手賀沼を気にして生きてきたから、あちこち手賀沼の景色が出て来てそれに合わせて歌う。歩いて行くと団地に行く」「片倉台団地は横浜で遠いよ」「私は直ぐ繋がっちゃう。団地から坂を下ると佐束の中学にぴょんと跳んじゃう。掛西に行くとマラソンで走ったたんぼ道や掛川公園の天守閣に登る昔の道が出て来る」「楽しくていいね。時間になった。電話機返してきて」「お父さん元気でね。また電話で話そうね。楽しかったよ。電話返してくるね」210213c.jpg
(遊歩道やケヤキの下の小径、‭散歩する人が増えた暖かい朝。)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント