大きな雲が張り出してきた沼上空

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.11.28)
(アルツハイマーになった妻)

大きな雲が張り出してきた沼上空。201128.jpg

遠くの雲の隙間に頭を出した日の出、雲がなければネコの木の上に日の出だったろうに。201128a.jpg

見る見る雲の隙間を通り過ぎる太陽。201128b.jpg

『声が聞こえた、嬉しい』 (2020.11.28)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「は~い」「声が聞こえた、嬉しい。ここから直線だったら遠くないね」「直線だったら800m、356を通って行くと1250m。消防署まで行けばグループホーム寿はあと200m位だ」「場所の名前を聞いても分からない。地図が頭にない。お父さんの家は駐車場の横を行って広い道を右に曲がり、市役所の前を手賀沼の手前まで行って左に曲がる。神社の手前のAさんの家から坂を上ったところ」「そう。あんたが言っているのは下の道で遠回り」「上の道は分からない。おててつないでゆっくり歩かないと分からない」「幼稚園に行くんじゃない。家からグループホーム寿へ356を通って行く道だよ」「太陽が沈んで行くのが西なのに何処かで東だと間違えちゃう」「手賀沼側が南だと思えばいい」「そうか、そう考えればいいんだ。お父さんがするすると動くように道を言っても、私の車はするするとは動けない」「下の道はよく憶えているからそれだけでいい」「その内におててつないで歩こうよ。そうすれば上の道も分かるよ」「上の道は野道を行くのじゃないよ」「笑い話で済むからいいよね。駐車場の先の広い道を右に下って、市役所の先で左に曲がって、Aさんの家から坂を上ると家、真っ直ぐ行って途中で左に行くと小学校。大体分かっている。おててつないで散歩するのを楽しみにしているよ」「コロナの伝染病がが収まったらね」「コロナは悪い奴だ。誰が成敗する?」「簡単には収まらないね」「私たちは一緒に住むことはもうないの?」「私には、二人が一緒に生活することと、あんたの介護をすることを両立させられなくなった。あんたがグループホーム寿にいてくれないと二人とも生きて行けない」「そうだよなぁ。ここはいいところだからずっといるよ。たまにはちょっと家に行きたいよ」「コロナが収まったらね」「広い道を市役所の先で左に曲がって、・・・」「ごめんね。もう時間だ。CDを鳴らしたら電話機を返してきて」「・・・鳴ったから返してくる。・・・終わりました」201128c.jpg
(「逃げるなよ」と心の中で呟いたが、レンズを向けたらさっと逃げたメジロ。)

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