上空は晴れていても、東の空には暗い雲

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.10.29)
(アルツハイマーになった妻)

上空は晴れていても、東の空には暗い雲。201029.jpg

沼に霧が出てきて、対岸がかすみ始めネコの木がくっきりと見える。201029a.jpg

じゃれ合って追いつ追われつハシボソガラス、斜面林を下り沼上空を飛ぶ。201029b.jpg

『嘘か本当か知らないが』 (2020.10.29)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「は~い」「どこにいる?」「家にいる。ちょっと前に依田内科から帰ってきた」「嘘か本当か知らないが、死んだはずの私のおじさんが生きていて、おじさんと一緒にいる人と会ってきた。今日だか、明日だかその人がおじさんを連れてくると言った」「夢を見たんじゃないの。戦死したおじさんならもう100歳を越えた人だよ。あんたはそこから外出できないし、館内での面会は禁止だからあんたには会えなかったはずだよ」「私がその人から聞いたんじゃなく、事務所の人に聞いたのかな。ほんのちょっと前に事務所から戻ったところ。私は眠ってはいなかった」「グループホーム寿は面会禁止、入居者は外出も禁止だから、そんな変な人が入ってくることはないから心配しないで」「それを聞いて安心だ。でも、もし入ってきたらどうする? あなたがここに来ていて一緒に会ってくれる?」「私だって中に入って面会することは出来ない」「それなら、入ってきてはいけない人が入ってきたから、私は絶対に話をしないと言えばいいの?」「そうね、相手にしなければいい」「来るって事務所の人に言って、事務所の人から私が聞いたのかもしれない。事務所の人に聞いてみて」「夢か空想じゃないの」「寝ていなかったし、電話のちょっと前に事務所で聞いた。来てしまったらどうすればいい? あなたが話を聞いてくれる?」「面会禁止だから行けない。会いに来る人だって面会禁止で入れてもらえない」「それなら安心だ。でも入ってきたらどうする」「困ったな、事務所に行って職員さんと代わって」と話し、職員さんに代わる。職員さんにも同じことを言っていったと。どうやら夢を見て事務所に行って話し、事務所から聞いたと思い込んだらしい。もう一度妻と代わって、「事務所に変な人が会いに来る話しはなかった。もし来ても面会禁止で入れてもらえないから安心して」と伝え、「分かった」と言ったがまだ分かっていない口調。後のフォローは職員さんにお願いして電話を切った。201029c.jpg
(庭のムベの実が色付いた。ここ数年、焼酎に漬けるから欲しいと持ち帰っていたおばあさん、コロナのせいか今年はまだ現れない。)