対岸は雨が降り出したのかにわかに霞む

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.10.18)
(アルツハイマー)

桃山公園の高台に立てば、対岸は雨が降り出したのかにわかに霞む201018.jpg

早朝の雨が止んで、僅かに色付いていたケヤキの天辺。201018a.jpg

ちょっと遠回りした撮影帰りの散歩。玄関脇の庭に白く小さな点、よく見れば雨に濡れた蛙の置物。201018b.jpg

『昔の歌の歌詞は心に響く』 (2020.10.18)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「は~い」「昔の歌を歌っていたら涙が出て泣きべそ。歌っていると情景が浮かび、歌詞がいいからついつい泣けてくる。昔の歌の歌詞は心に響く。頭に浮かぶ風景は子どものころの岩滑の景色みたい。だから涙が出る」「CDは自分で鳴らした?」「自分で出来たよ。~かあさんは夜なべをして 手ぶくろ編んでくれた~・・・」「うまいね」「うまいよ、私。歌いながら、今度はどこへ行こうか、どこへ食べに行こうか、次は何を歌おうかって話しながら歌えたらいいな。こういう話しをする人がいると、泣いても直ぐに切り替えられる。窓の外の垣根の先は大きな駐車場。その横を通って広い道に出て市役所の入り口の先で東の方へ行って、坂を上ると私たちの家。頭の中ではちゃんと行ける。空想の中で家に行くが、いつもお父さんはいない。だからまっすぐ通り過ぎると356に出て、右に行くと中学校。上の子がそこに入った。家の前から356に出る前に左に曲がって坂を下ると小学校。そこに入れた子の名前と顔を思い出せない。市役所の入り口の病院は何だった?」「名戸ヶ谷我孫子病院」「そこに行って確認したい」「何か検査したいの?」「確認したいのは頭の中とお同じかどうか」「あそこには二度も救急車で行った。一度はマツモトキヨシの駐車場で転んで顔から出血したとき、もう一回は目眩と吐き気で動けなくなったとき」「行ったような気はするが、何でだったかは思い出せない」「昼ご飯食べた?」「一人で食べた。みんなと一緒に食べた気はしないから自分の部屋かな」「廊下に出て左に行くと何がある?」「みんなでご飯を食べるところだ。顔見知りもいるよ。食べ終わるとごちそうさまって言って、手を洗って自分の部屋に戻る」「みんなと一緒に食べているんだ」「そうだね。テレビはめったに見ない。あっ、事務所の人が来た。長くなったから電話を取りに来たみたい。・・・・」「もしもし代わりました。もういいですか」「終わります。ありがとうございました」201018c.jpg

(妻の空想の中の散歩、目印の一つはこの中学校)