花が増えた市民農園跡のコスモス畑

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.9.2)
(アルツハイマー)

花が増えた市民農園跡のコスモス畑、雨がぱらつきそうな空と沼。200902.jpg

ビオトープまで足を伸ばせばサギの群。ダイサギ、チュウサギ、コサギにアオサギ。200902a.jpg

畦道にキジの親子。子どもが田んぼに入れば立ち止まって待つ親。200902b.jpg


『何で我孫子に家を建てた?』 (2020.9.2)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「は~い」「こんにちは。お昼の後一休みしようと横になった」「眠らなかった?」「眠る前」「だから明るくていい声なんだ」「あなたがいる家は近いよね、坂を上がるだけ。私たちが作った家だよね」「そう」「羨ましい。自分たちの家だよね。何で我孫子に家を建てた?」「私の勤務先が溝の口から我孫子になった。単身赴任するつもりだったが、同期入社のYさんが小机に家を建てた。Yさんの奥さんとあんたが友だちだったから家を見に行き、Yさんから会社の給料でも家は建てられると言われ、あんたはすっかりその気になった。あんたは走り出したら止められないものね」「それで家が出来てよかったじゃない」「まあね」「電話はいいね。電話だって言われ、あなたからだと思った。喧嘩したり仲良くしたり、いっぱい会話があったからあなたの声はしっかり憶えてる。我孫子に来たときは驚きがあったけど、それまでと違う生き方が出来るようになった。いい経験をしたと思うよ」「我孫子に来たらお外様、いつも飛び歩いていたね」「いろいろあったけど忘れた。どうにも分からないことがある。私たちには子どもがいる? 男と女、どっち?」「女の子二人。上がA、下がL」「そうだ、二人とも帝王切開だったから生んだ記憶がない。思い出そうとしているがまだ顔が浮かばない」「写真の裏に説明を書いて持ってこようか」「それがいい」「写真をあげても直ぐ見つからなくなる」「大事にしまうから」「私は子どもを抱いて階段の所にいる。顔が見えない。横須賀(掛川市)の道のようだ。向こうにあなたがいる。南に行けば海、西に行けば街」「お母さんの実家辺りだね」「千浜辺りの海や国安川も浮かんだが直ぐ消えた。地図につながらない。あなたの声を聞くと一緒に海へ行く道が浮かんだ。声を聞いて話しをすると嬉しい。心を許してしゃべれるからだね」「もう時間になった。CDを鳴らしてから電話機を返してきて」「・・・鳴った。・・・電話終わりました」200902c.jpg
(散歩中に葛の花を見付けると「高校の徽章は葛の葉だったよね」というのが妻の口癖だった。)