曇天の空の裾、ちょっぴり色づき始めた夜明け

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.9.15)
(アルツハイマー)

曇天の空の裾、ちょっぴり色づき始めた夜明け。200915.jpg

埋立地の杭や葦の群落から次々飛び立つダイサギの群。200915a.jpg

少し明るくなったら遊歩道の木の天辺、鳴き声を頼りに見付けたモズ一羽。200915b.jpg


『道を思い出せる』 (2020.9.15)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「は~い」「今どこにいる?」「家」「あなた個人の家?」「そう」「ここから出て市役所の先で東へ行き、Aさんの家の前から斜めに坂を登ると家。私たちが建てて住んだ所?」「そう」「家の前の道を北に行き、左に曲がると下の子が行った小学校、356を右に行っら上の子が通った中学校。小学校は教室が足りなくて運動場に仮校舎を建てた。PTAをやったから小学校によく行った。頭の中にあることは間違っていない?」「合ってる」「さっきダーリンから電話って言われてあなただと分かった。いつも声を聞かないと忘れちゃう」「毎日電話してる」「家を建てたころ、天王台駅は千代田線の工事をしていた。我孫子まで行かないと千代田線に乗れなかったが不便じゃなかった。高台だから手賀沼も見えた。天王台に千代田線が停まるようになって便利になった。バスで柏に行くことも出来た」「あんたは我孫子の中や拍も、松戸や取手だって自分で車を運転して行った。だから道の話しが得意なんだね」「ここと家は直ぐ近くなのに、なんだか今は遠いところになった。夫婦でも一緒に住めないのは淋しい。あなたは一人で住んでるんでしょう、一緒に住みたい。顔も忘れちゃう」「一緒に住んでいたが、私があんたの介護を出来なくなって、グループホーム寿で介護してもらうことになった」「ここに来たときのことをいま思い出した。みんなが集められて、私は紹介されて、挨拶をした。ここに入っていたら色々分かった。介護してもらう人が入っているって分かった。柏へ行く道も分かった。356に出て旅館の角を右に曲がって6号を左に曲がって柏へ行った」「ここに来てから行ってないから空想かな。でも道は正しい」「空想だったか。今、だんだん道のことがつながって思い出せる。こうやって話すと楽しいし、道を思い出せる」「時間になったからまた話そう。CDを鳴らしたら電話機を返して」「・・・鳴った・・・廊下に出たら人が来た。電話終わりました」と職員さんに電話機を返す妻の声。200915c.jpg
(刈り取ったばかりのコスモス畑の跡、首を伸ばしじっと獲物を見詰めるチュウサギ一羽、振り下ろした嘴に咥えていたのは虫だろうか。)

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