何日ぶりかの眩しい日の出

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.6.20)
(アルツハイマー)

何日ぶりかの眩しい日の出、靴に絡みつく濡れた草。200620.jpg

2~3分おきに鳴いて羽ばたく雄のキジ、どこにも見えない雌の姿。200620a.jpg

繰り返し小舟の中に飛び降りるハクセキレイ、出てきては縁の周りを歩き辺りを見回す。200620b.jpg


『化粧品がなくなっちゃた』 (2020.6.20)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「は~い」「アハハ、こんにちは。ご機嫌いかが?」「まあまあだ。電話が終わったらJAとりで総合医療センターへ行く」「どうしたの?」「先月胃カメラで胃の入り口のポリープの組織を取って検査した。その結果を訊きに行く」「結果を知りたいから教えてね」「そうするよ」「あのね、化粧品がなくなっちゃた。まだビンに入っていたのがなくなって、私の名前が書いてない空き瓶があった。誰かが間違えたのかなぁ」「誰かが間違えたんじゃなくて、あんたが使い終わったのだろう。何がなくなった?」「オリーブオイルかな、眼鏡を掛けてないから読めない」「じゃあ、女の職員さんのところに行って、電話を代わってもらって。私が話すから」「今昼休みだからいるかなぁ。・・・済みません、夫が代わってと言ってます」「もしもし代わりました」「化粧品がなくなったと言うが品名が分からないので見て下さい」「あら、私も眼鏡がないと見えない。他の人に見て貰うからお待ち下さい」「・・・もしもし代わりました。オリーブオイルです」「もうちょっと詳しく分かりませんか?」「DHCオリーブバージンオイルで30mlです」「入手したらお届けします」「マイルドローションがあるから、届くまでそれを使うように言っておきますね」と、妻にも説明しているらしき会話。「もしもし、わかった?」「分かったから買って届けるからね」「ありがとう。あなたに化粧品を頼んでごめんね」「いいよ、通販で買うから恥ずかしくない」「アハハ。そうかぁ」「他に足りないものはない?」「分からない。お化粧してる時は分かっても、電話する時はもう忘れちゃってるよ。もうじき80だから化粧品もたくさんは要らない。じゃぁ、部屋に戻る。・・・」と無音が続く。保留しているらしい。事務所に連絡し電話機を見てくれるように頼み、妻の持っている電話機を呼ぶ。「やっぱり保留してました」と職員さん。CDラジオの電源を入れ、CDが鳴っていることを確認し、電話機を返しに行かせる。200620c.jpg
(今朝もまた同じ木の同じ枝にホオジロ、天を仰いで囀り続ける。)