クローバーを啄むコブハクチョウ親子

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.6.4)
(アルツハイマー)

草苅跡に伸び始めたクローバーを啄むコブハクチョウ親子。200604.jpg

大きなケヤキの下の朽ちたベンチ、座って花を見る人も来なくなった水生植物園跡。200604a.jpg

「今朝は鳥が少なくてホオジロさえも鳴かない」と言ったら、指さして「あそこで鳴いてる」と散歩の人。聞こえるのは耳鳴りだけ。200604b.jpg



『火木土はここに来るの?』 (2020.6.4)
昨日午後の妻との電話、「もしもし」「はーい」「自宅ですか?」「自宅にいる」「自宅兼仕事場?」「会社は20年前に退職し、毎日が日曜日だよ」「じゃあ怖いものはないね」「あるよ。あんたが病気をすること」「その要望に応えるのは難しいね」「昨日プリントを頼まれた二人の写真を届けた」「着いた。大きい厚紙に貼ったのは手賀沼コンテストのパンフレットの横に置こうと考えていた。前に貰ってなくした写真と同じだね。私とあなたが並んでる。サインペンで書いた手紙はいま読んだ。お昼食べて戻ったら手紙と写真が来ていて、どうして着いたか不思議に思った」「昨夜プリントして、今朝グループホーム寿の玄関前に行って、Oさんに電話して、玄関の前で渡した。市役所から高齢者肺炎球菌感染症予防接種の案内が送られてきたのでそれも届けた。訪問診療の時にやってもらえるとのことだった」「その手紙は知らない」「Oさんから先生に渡してくれるから大丈夫。それとティッシュ5箱も預かってもらったから、なくなったら職員さんに頼めば出してもらえるよ」「そんなこと知らなかったからびっくりして心臓がパンクしそうだ。こんなによくやってくれるから元気にならないとダメだね。そう言っている間に泣けてきた」「泣かないでよ」「もう泣くのは止めます。弱いねぇ、私は」「昨日、ラジオのボタンを押し間違えてCDを鳴らせなくなって職員さんに見てくれるように頼んだけど治った?」「憶えていない。やってみるね。・・・電源ボタンを押したらランプが点いた。ラジオが鳴ってる」「CDボタンを押して」「押したら音が止まった。三角の矢印を押した。・・・歌が鳴ったよ。聞こえる?」「聞こえる。明日も電話するから電話返してきて」「火木土はここに来るの?」「火木土はあんたがロイヤルのデイケアに行っていた曜日。もう通っていないよ」「そうか。あんたはここに来るの? あっ、伝染病でダメか」「電話機返してきてから歌ってね」「切らずにそのまま返すよ。・・・今村です。終わりました」と電話機を返す妻。200604c.jpg
(二羽同時に浮上したカイツブリ。今朝も仲良く繰り返す潜水。)