日の出前の水生植物園跡

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.3.16)
(アルツハイマー)

日の出前の水生植物園跡。日の出が見られそうな気がして岸辺に急ぐ。200316.jpg

日の出の瞬間半歩前に出ようとしたら、つま先に引っかかった草。スーッと近づく地面、カメラが危ないと差し上げて顔から地面へ。200316a.jpg

ウグイスを撮ろうとしていたら、すぐ前に飛び込んできたオオアカハラ。200316b.jpg


『電話で聞いても直ぐ忘れるから紙に書いて』 (2020.3.16)
昨日午後、Oさんに電話で春物の衣類への入れ替えを相談してから、妻と電話を代わってもらった。
「もしもし、暫くぶり。草臥れちゃった」「昨日は元気だったのに」「そうだった? 何が何だかわからない。私はいつここから出されるの? 帰る仕度をしなくちゃ」「出されないよ。ずっといていいんだ」「出なきゃいけないかと思った。今いる部屋は個人的な契約があるの?」「契約してあるよ」「どこまでが私が使っていい場所?」「ベッドのある部屋はあんた専用の部屋、ドアの外の廊下、食堂、トイレや洗面所はみんなで使う共通の場所」「いつまでもいていいの?」「いいよ」「あんたもここに来て泊まれる?」「それはダメ、面会に行って部屋に入ることはできる」「あんたはどこに泊まるの?」「高野山の家」「そこはあんただけの家?」「二人の家だよ」「だったら私も泊まれる?」「届けを出したら泊まれるけど、家に泊まって環境が変わると睡眠障害になるから家に来て泊まらない方がいいとケアマネージャだったMさんが教えてくれた。それで夜はそっちに戻って寝ることにしたよ」「睡眠障害はつらいものね」「どうしてここに入ったの?」「3年ほど前から目眩がしたり頭痛や吐き気が始まって、その頻度が段々増えた。将来のためにとMさんが紹介してくれて、あんたと私がここを見学に来た。あんたもここを気に入って申し込んだ。自分のことだからと申込書には自分でサインしたよ」「うっすら憶えてるけどこれがここだったのか」「去年12月に空きができて、あんたと私と子どもたちが相談して入居することにした。1月3日に膵炎再発でJAとりで総合医療センターに緊急入院して、9日に退院、12日に入居した。入院中には以前のことを忘れて入院したことさえ思い出せなかった。入居後、訪問診療の先生が薬を出してくれ、目眩や吐き気、頭痛はなくなって楽になったし、段々以前のことを思い出せるようになった」「そうか。いいところに入れた。電話で聞いても直ぐ忘れるから紙に書いて」「手紙に書いておくね。また明日も電話するね」「待ってるよ。じゃあバイバイ」200316c.jpg

(もうじき咲くと妻に話した数日前、もう咲いていた市民農園跡の菜の花)