風が吹き抜ければオレンジ色の沼はブルーに

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.2.9)
(アルツハイマー)

快晴の朝。風が吹き抜ければオレンジ色の沼はブルーに。200209.jpg

畑の中でポリ袋をあさっていたハシブトガラス二羽。一羽は食べ物を咥えもう一羽はキラキラ光るおもちゃを咥えて電線へ。200209a.jpg

食べ終わった下の段の一羽がジャンプしたら、びっくりして逃げたもう一羽。遊んでいたおもちゃがキラキラ光って落下。200209b.jpg


『魔法の水を飲み終わり「夢だったのか」』 (2020.2.9)
面会に行った昨日午後、ベッドの中で泣いていた妻。私を見上げて「私、もうじき死んじゃうから悲しいの」「死ぬって、どこも悪くないよ」「もうじき死にそう。玄関の向こうで、あと5ヶ月で私が死ぬって言ってた人がいた」「夢か空想だよ。歩かないと足が弱っちゃうから散歩に行こう」「行きたくない。もうじき死ぬ人に運動なんて必要ないさ」「目を覚まして。さあコートを着ようよ」「そのコート、死に装束にあなたが選んでくれたの?さっきから何を着ようか考えていたの」となかなか空想の世界から戻ってくれない。いままでも水が不足していたとき似たような症状になったので、係の人のに預けてあったリンゴ黒酢を出してもらい、水に淡い味付けをした魔法の水を妻に与えた。「飲みたくない」と言ったが一口飲んで、「おいしい」と半分程飲んだら目が覚め始めた。「散歩に行くから髪をとかそうね」と言うと、「帽子を被って行くからいいんだ」と片手で髪をつかみ更に乱れてしまった。魔法の水を飲み終わり「夢だったのか」と、もう空想の世界から戻っていた。
ダウンのコートを着せ玄関に行くと、Oさんが靴を履くのを手伝ってくれる。356に出て動物病院前に差し掛かると「モモちゃん(当時21歳のネコ)を連れてきたね」と数年前のことを思い出した。細い路地に左折すると言うので行き止まりだと言ったが、私を信じないで行き止まりまで行って戻る。消防署手前の交差点かを曲がってバス停前で手賀沼や市役所入り口を眺めてからホームへ戻る。玄関前まで来たら「何処かで見たことのある家だ」とつぶやき、自分の部屋に入って鏡台を見付け「私の鏡台だ」と言った。自宅にいたときも、水を飲み足りないと何度も同じような症状になったことがあった。
帰りがけ、OさんにCDラジオを持ち込んで音楽を掛けてもいいか確認。帰宅して古いCDラジオをチェックしたらもう動作しなくなっていた。たまっていたヨドバシカメラのゴールドポイントを使って新しいCDラジオを発注した。200209c.jpg