上空は快晴、オレンジ色の空が沼に映る

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.2.2)
(アルツハイマー)

成田着便が数機対岸のビルの向こうを旋回し、一機が高度を下げながら成田へ向かう。上空は快晴、オレンジ色の空が沼に映る。200202.jpg

日の出前の沼の真ん中に出てきたオオハクチョウ数羽、風を待っているのかなかなか飛び立たない穏やかな朝。200202a.jpg

地平線の雲の上に出てきた日の出、地平線の空を染め、沼に映ってオレンジ色の沼。200202b.jpg


『子の神大黒天まで散歩』 (2020.2.2)
長女と一緒に妻に面会に行った昨日午後。ノートを片手に泣いていた妻、なだめるように付き添っていた係りの人。部屋に入っていった私を見ても泣き止まない。「どうして泣いてるの?」と声を掛けたら「色んなことをみんな忘れてしまった。その内に何にも分からなくなるかと思うと悲しい」と言って泣く。ノートに何か書こうとしても思い出せなかったからだろうか。遅れて入ってきた長女を見て抱きつき、「来てくれたの」とまた泣く。長女が「今日は天気がいいから散歩に行こうよ」と誘うとやっと泣き止んだ。「寒いからダウンのコートを着て」と言ってもぼんやり立ったまま。着せようと腕を上げさせたら「痛い」と。腕をめくって見ると先日転んだときのものだろう焦げ茶色の大きなあざ。
係の人の後に着いて玄関に向かうと、「今村さんに面会に来ました」という声。三年弱、妻のケアマネージャを担当して下さったW園のMさんだった。Mさんの顔を見ると急に元気になった妻、嬉しそうに挨拶。「こちらに来てお話しするような友だちはできましたか?」とMさんに問われ、「まだいない。どんな人か分からないでしょ。話し掛けてもどう受け取られるか分からないから私からは話し掛けない。全然じゃなくて、手を洗ったり歯を磨きに行って会ったときは挨拶はするよ」と急に能弁になった。Rケアセンターに通い始めた頃や、W園に初めてショートステイで泊まったときも私や長女に同じようなことを言っていた。妻なりにここで出会った人たちをを観察し、どこまで踏む込めるか見極めようと慎重に振る舞っているようだ。
すれ違いにならず、ちょうどいいところで出会ったMさんも散歩に付き合ってくれて、楽しそうに話しながら子の神大黒天まで散歩に行ってきた妻。境内の入り口で引き返すつもりだったが、社の前まで行きたいと妻が言い、社の前でみんなで記念写真を撮った。長女が妻と私のツーショットを撮ってくれた。今年になって二度目の散歩、ちょっと歩きすぎたかと思ったが、思いの外元気。天気のいい日には散歩に誘い出したら、入院中に衰えた脚力が戻ってくれればいいのだが。200202c.jpg

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