オレンジ色に染まった地平線の空

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.2.19)
(アルツハイマー)

オレンジ色に染まった地平線の空、地平線の空が映ってオレンジ色になった沼を風が渡ると通り道はブルー。200219.jpg

岡発戸の丘の上を赤く染め、やがて山際の雲が白く輝き始めたら日の出。眩しすぎて滝前の住宅地も市民農園跡の畑も暗転。200219a.jpg

自宅近くの電線にスズメのペア、寄り添って何かおしゃべりしているみたい。200219b.jpg



『頭がすっきりしてよくなってきたようだ』 (2020.2.19)
昨日午後、部屋のドアを少しだけ開けると、毛布を被って眠ったふりをした妻。「昼寝をしてたの?」と、隠れたのを知らぬ振りして声を掛けたら、毛布を撥ねのけノートを持った手を突き上げて「眠ってないよ。暇だからノートを読んでいた」と、ちょっとふざけた仕草。「散歩に行くかい?」と言ったら窓の外を見て「陽が射してるね。行くよ。朝からずっとうるさい音がしてるよ」と言ったのは、裏の駐車場脇で大木の枝をチェーンソーで切っていた音。コートと帽子を出すと、思い出したようにトイレに行ってなかなか戻らない。開いたままのノートを覗くと入所したときに長女や私が書いた記録のページだった。「タオルを忘れた」と言って濡れた手のまま戻って来た妻。コートを着せ帽子を被らせると「出発」と言って先に立って玄関へ、ドアの解錠に来てくれたOさんが「二人で散歩、いいな」と言ってハイタッチ。いつもより少し行動的だ。
風の当たらない裏道を歩き、日の当たる垣根の前で顔中マスクの写真を撮れば、モニターを見て笑い出した。子の神大黒天に登る階段を見て、「一緒に登ったことがあったね」と我孫子に来たばかりの昔のことを思い出した妻。足が弱って転びやすくなった妻を支えていた私の手をふりほどき、「この方が歩きやすい」と言って腕を組もうとする。「それじゃ転びそうになっても支えられないよ」と言った直後に転びそうになって「やっぱりダメだな」と腕を組んで歩くのを諦めた。船取線に出たらしばらく立ち止まって手賀沼や市役所の別館、名戸ヶ谷病院等を眺める。ホンダの店の前に差し掛かると「ここで自動車を買ったね」、コナカの前に来ると「ここにも買い物に来たことがあった」と、何度も散歩で通過していても気に留めなかった店を覗いて古い記憶に辿り着いたようだ。
部屋に戻って、「頭がガーンとして気持ちが悪いとよく言っていたが、この頃言わないね」と言ったら、「耳が遠くて聞こえにくいのは同じだけど、頭がすっきりしてよくなってきたようだ」と。リバスタッチパッチを貼るのを休止してめまいの薬を処方してもらうようになって約一ヶ月、その効果が出てきたのだろうか。CDラジオで日本の歌のCDを再生して何曲か童謡などを歌わせ、おやつの時間近くになって退出。Oさんと一緒に妻も玄関で見送ってくれた。200219c.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
かわいい かわいい かわいい かわいい かわいい

この記事へのコメント