西の方から明るくなってきた空

撮影ノート『手賀沼有情』 (2020.1.29)
(アルツハイマー)

雨が小降りになって親水広場に行けば、上空は雨雲でも西の方から明るくなってきた空。200129.jpg

カッパの足元にはカワウが集まり、手に止まったセグロカモメ。水を噴き上げなくなってもう久しいカッパの噴水。200129a.jpg

何度潜っても獲物を咥えてこないカイツブリ。200129b.jpg


『古い記憶が蘇ってくる日』 (2020.1.29)
グループホーム寿の玄関で面会票を書いていた昨日午後、Sさんが事務所から出てきて「今日はお風呂に入りましたよ」と教えてくれた。面会票を提出し、うがい、手洗いをして妻の部屋に入ると鏡台の前に妻。第一声は「トイレが二ヵ所ともふさがってるの」だった。私を待たせ部屋から出てしばらくしたら「ノックしたらやっと出てきたよ。中で眠っていたみたい」と言って笑いながら戻って来た。「水を飲んでる?」と声を掛けたらコップを持って出て行き水を汲んできた。「あんたも飲む?」と差し出され、手を横に振ったら、『ちょこちょこ水を飲もう』と書いた張り紙を指さして、ベッドに腰掛けて飲みだした。自宅にいた頃、長女が書いて家の中あちこちに貼ったものの一枚だ。
空想にも入り込まず、記憶も比較的しっかりしている日だ。窓の外を見て「この辺りの景色を見ているとここがどこだか分かるよ。あの家の向こうの方は市役所の前から356に上ってくる道だね」と指さす。「そう。駐車場の向こうの家は会社で同期だったYさんの家だよ」と言ったら「私たちが結婚したとき田舎まで来てくれた人だよね。我孫子に来てから奥さんも何かの活動で一緒だったよ」と長い間会っていなかったYさん夫婦のことを思い出した。
自宅付近の道の話をしていて、「急な坂道は下るのが怖くなった。一度転びそうになってから通るのをやめた」と言ってから、急に「T先生ご夫婦はお元気?」と坂の横に住んでいた古い友人のことに話が飛んだ。「もう住んでおられないみたい。先日Aさんに聞いた」と答えると「私たちよりだいぶ年上だからねぇ。ここにいて会話が少ない人は段々忘れるけど、我孫子に来て一番長く一緒に活動したのはAさんだったよ。元気にしてるかねぇ」「つい先日来てくれて話をしたばかりでしょう」「忘れちゃったな。Aさんとは北京や香港、あんたが住んでいた天津のホテルにも一緒に行ったよ。気がつくとなんでも直ぐやってくれる人だし、言うことは単刀直入だよ」と、最近のことは忘れてしまっても、古い記憶が蘇ってくる日だ。
「もう帰るよ」と言ったら、「雨だから来てくれないかと思っていたが、来てくれて嬉しかったよ。午後はずっと一人かと思ってたけど、いっぱい話ができてよかったよ。いつも話ができる人だって突然さよならってこともないわけじゃない。話しているときには楽しく話せるようにしたいね」と言って玄関まで見送りに来た。200129c.jpg

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