雨が上がって少し明るくなり始めた手賀沼

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.12.30)
(アルツハイマー)

雨が上がって少し明るくなり始めた手賀沼。桃山公園から眺めた曇天の朝。191230.jpg

ハス群生地にオオハクチョウは来ていたが、あちこちに分散していてまだ飛びそうにない。191230a.jpg

ぼつぼつハス群生地の桟橋前に集まり始めたオオハクチョウ。まだ小さな群があちこちに散らばっていて、飛び立つのを撮るのは諦めて家路へ。191230b.jpg



『笑顔になって手に持っていたコップの水を飲んだ』 (2019.12.30)
一昨日夕食後の薬を飲んでから昨日朝まで水を飲んでいなかった妻、目は覚めていたが、直前まで空想の世界をさまよっていたらしい。「私はどこへ戻ってきたの? ここはどこ?」「どこにいるか分からないの?」「Rセンターじゃないし、W園でもないよね」「周りを見てごらん。まだ分からないの?」「我孫子だよね」「我孫子のどこ?」「あっちに大きな池があるよね」と南を指さす。「手賀沼のことかい?」「うん、手賀沼だった。段々分かってきたよ。私の家じゃないの」「はい、はい、お帰りなさい」「あぁ、私、宇宙遊泳してた」「どこへ行ってきたの?」「あっちこっち、どこだかわかんない」「あんたの子どもの名前を覚えてるかい?」「私の子? 二人だよね。AとL。一人は八王子、もう一人は、えーと、えーと、横浜だった」「ちゃんと憶えていたね。合格だよ」、やっと笑顔になって手に持っていたコップの水を飲んだ。
桃山公園へ撮影に出掛けようとしたら布団から抜けだして玄関まで見送りに来た。「車で行くの?」「歩いて行くよ」と答えたら急いで二階へ戻っていった。自宅南側の畑の脇に差し掛かると、雨戸を開けベランダに出て両手を振っていた妻。手を振って応え、「寒いから早く中に入って」と言ったが聞こえなかったらしい。上空は晴、やっと東の地平線がオレンジ色に染まり始めた。
日の出まで撮って写真友だちと歩いて帰れば、一階の雨戸を開けていた妻が「見付けたぞ」と言っているのか両手で頭の上に円をつくって笑っていた。二階まで様子を見に行ったら、「寒かった」と言ってベッドに潜り込んでいた。朝食の仕度が出来たら、「あら、やってくれたの。ありがとう」とちょっとふざけながら食卓へ。少しハイになっているようだった妻。
「今日はね、出掛けなくていいからゆっくり新聞を見ていた」と言ってパソコンの前にいる私を覗きに来た。「コーヒーが欲しいね」と言ったら、「嬉しいね。私にだってできることがあった」と言ってコーヒーを持って来てくれた。昼食に写真友だちに頂いた長芋と、冷凍のうどん、シーチキンの缶詰、タマゴを使ってとろろうどんを電子レンジで作ろうとして、ワンステップずつ妻に頼んでやってもらった。出来上がると「久しぶりに料理をした」と大満足。じれったいのを堪えてでも、妻に出来るように仕事を分解してやってもらえば、自分にも出来たという喜びがあるようだ。後片付けだけは注意していないと後で難儀する。このときもナイフをどこに仕舞ったか分からなくなって、夕食前に二人で探した。やっと見付けて、「私って、そのときの気分次第で片付けて、どこにおいたか思い出せなくなっちゃった。頭がおかしくなって困っちゃうね」と言って照れくさそうにしていた。191230c.jpg

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