風がないから地平線の色に染まったオレンジ色の沼

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.12.29)
(アルツハイマー)

風がないから地平線の色に染まったオレンジ色の沼。191229.jpg

風が吹いて波立てばブルーになった風の通り道。191229a.jpg

雲間に日の出、お供え餅のようになった太陽。191229b.jpg


『じゃぁ行ってくるからね』 (2019.12.29)
早朝の撮影に出掛ける前のひとときをもう目覚めていた妻と話した昨日朝。頭は痛くないしすっきりしていると言い、夜の水は全部飲んであった。Rセンターに行く日だと伝えると早く起きて仕度をすると言い、自宅からRセンターへの道筋を語り始めた。以前は建物の名称や地名を言っていたのに最近は「あっち」「こっち」と頭の中の地図をなぞるような仕草をするようになった。
撮影から戻ってくると雨戸を開けていた妻、私が手を振って呼んでも気付かない。帰宅すると、「今日Rセンターに行くのを最後にして来年から行くのをやめる」と言う。「行くのがいやになったの?」「いやじゃないけど、来年になったらじきに新しいところに行くからもうやめてもいいかと思う」「ケアマネージャのMさんの計画は来年三回通うことになっているから頑張ってもう三回行こうよ」「そうか、じゃあ行くけど、新しいところが決まってから行くのが面倒になっちゃった」と言う。グループホーム入居が決まって、新しい生活が始まることばかり考えているから今まで頑張っていたことがどうでもよくなってしまったのだろうか。
9時少し前、Rから迎えの車の到着予告の電話があり、玄関前に出て二人で待っていたら迎えの車ら見えた。咄嗟に私の姿を見付けられなかったのか、「来たよ、早くおいでよ、じゃぁ行ってくるからね」と言って元気よく出掛けた。
午後、グループホームKのOさんから電話、1月10日に提携先のH病院へ契約しに行くようにと連絡があった。先週Y内科のY先生に紹介状を頼んであったのでいつもらえるか確認の電話をする。すでに先生は年末の休みに入り、1月6日の妻診察予約日には確認できるとのこと。一つ一つ妻のグループホーム入居の準備が進む。
4時20分頃妻帰宅。元気に戻り、用意しておいたアイスキャンデーを食べながらRセンターのことを話してくれる。「朝一番に入浴、一人ずつ呼ばれてリハビリの体操、待っているときは大勢の中の一人なので名前も知らないし、必要以外のことを親しく話すこともない。グループホームに入ったら少人数なので人との触れ合いがあるのが楽しみ。少人数になるとそれなりの気遣いは必要だろうが、慣れれば大丈夫だと思う。W園に何度も泊まったのはいい訓練になっている。家を離れるのはつまらないと思わず、新しい生活が始まると思うことにする」と、自分に言い聞かせるように語る。「まだ自分のことが分かっているから、私は新しい生活に入ることは大丈夫。私のことであなたの負担が軽くなると思うと気が楽になるが、あなた一人を残して、一人暮らしさせるのは申し訳ないと思う」と言う。グループホームに入ることになってからずっとそんなことを考えていたのだろうか。191229c.jpg

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