雲の薄いところからこぼれ落ちるように朝の光

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.10.17)
(アルツハイマー)

今朝も暗い曇天。やっと少し明るくなったら、雲の薄いところからこぼれ落ちるように朝の光。釣堀の生け簀だろうか、昨日から二つ出現。191017.jpg

雲が流れ、岡発戸の釣堀前の水面は吹き込む風に波立ち、雲間からこぼれ落ちる光で縞模様。繋がれた小舟の上には鳥のシルエット。191017a.jpg

やがて雲間はオレンジ色に染まり、岡発戸の斜面林の向こうに落ちる光芒。191017b.jpg



『スープを一口飲んで「美味しい」と言う』(2019.10.17)
昨日早朝から『朝食抜き』の張り紙を見て、「いつになったら食べてもいいの?」と二度ほど聞きに来た。私が朝食の準備を始めたら見たくないと二階へ上がり、ベッドに腰掛けてテレビを見ていた。予約したタクシーが来るのを待つ間も、何度となく「いつになったら食べてもいいの?」と言ってくる。「お腹の検査が終わったら帰りに外で食べようね」と言ったらやっと「いいね」と笑顔を見せた。
予約してあった腹部のCT撮影を終わっての帰路、近所のガストの前でタクシーから下車。店内に入り席に着くとしばらくメニューを眺め、注文したのは前回、前々回と同じデザート付きの野菜タンメン。私の料理が運ばれてくる前に、スープを一口飲んで「美味しい」と言った。「ここのタンメンは野菜がたくさん入っていてよかった」と話し、5分少々歩いて自宅に着いた。しばらくしたらどこで何を食べたか思い出せなくなっていた。「忘れちゃったの?」と言ったら、「食べてるときだけ美味しくて幸せならそれでいいの」と、ちょっと投げやりな返事。
夕方からショートステイに行く準備を始めたら、K近隣センターでお茶の会を一緒やっていた方が立ち寄ってくださり、しばらく玄関先で立ち話をして帰られた。戻ってくると、「あなたも一つ食べる?」と頂いた最中を持ってくる。頭の中はお茶の会のことでいっぱいなのか、しばらくお茶の会の思い出話をしていた。やっとショートステイに行く準備を再開したら、「運動会には何がいるんだろう」と呟きながらベッドの片側に並べた衣類の中から何かを探そうとしていた。「運動会なんかやらないよ」と言ったら、「あんた、知りもしないくせに。行くのは私よ」と苛ついた様子。どうしてショートステイと運動会がつながったのか思い当たることもなく、やりたいようにさせておいた。191017c.jpg