曇天だって雨だって日々表情が変わる沼

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.10.14)
(アルツハイマー)

日の出は見られそうにもない曇天の夜明け。同じ場所から撮っても、曇天だって雨だって日々表情が変わる沼。191014.jpg

ふと気がつけば雲間にちらりと見えた太陽。毎朝散歩で通りかかるおばさん、「今朝の日の出はなかったでしょう」「一瞬雲の間に見えたよ」と横に三脚を立てていたMさん。191014a.jpg

手賀川の方から飛んできたのだろう、まだ若いコブハクチョウが一羽ハス群生地に降りる。191014b.jpg


『洗っちゃダメ、私がやるんだから』(2019.10.14)
一昨日ショートステイから帰ってきて以来、台所、特に流し台のあたりにこだわるようになった妻。流し台の前に立つと何も考えなくてもやろうとすることがすっと出来ると嬉しそうだった。昨日の朝食後も昼食後も、私が食べ終わった食器を持って立ち上がると、「洗っちゃダメ、私がやるんだから。食器は流し台に置いといて」と言う。
食器を洗い始めて、「ねぇ、手がすっとスポンジのところに行くし、すっと洗剤のところに行く。どこに何があるかって考えなくたって出来る」と、大発見でもしたかのように私を呼ぶ。何も出来なくなったと自信を失いかけていたのが台所で再び自信を取り戻す何かを感じたようだ。
午前中、私が洗濯機を始動させ、洗い終わった頃に見に行けば二つの籠に洗い上がったものを取り出していた。私を振り返り得意げに言った。「洗濯機から出すときに分類しておけば干すときに楽だよ。あんたはみんなまぜこぜに一つの籠に出しているでしょ」と、私に手ほどきしているつもり。
せっかく取り戻した自信をまた失わなわせないように、やると言ったことは多少気になることがあっても見て見ぬ振りをして待つことにした。終わったとき、「ありがとうね」と言ったら、「嬉しいね、ありがとうって言って貰って。昔は言って欲しいときにだって知らん顔だったよ」と、ちくり一刺し。
夕食後、テレビでラグビーの日本対スコットランド戦を観戦。「遅くなるからもう寝よう」と言うと、「追い上げられてるんでしょ、心配じゃないの」とテレビの前から離れようとしない。試合終了、「勝ってよかったね」と言ってやっと立ち上がった。191014c.jpg