検査入院したT消化器病院の窓から

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.10.11)
(アルツハイマー)

昨日から検査入院したT消化器病院。テレビを見るしかやることがなく、日中から惰眠を貪る。今朝は四時前には目が覚めてしまい、廊下の突き当たりのガラス窓から外を見ると、線路の向こうにかかり付けのY内科や薬局が見える。191011.jpg

部屋に戻ってもやることもなく、病室の天井を眺めていたらアルツハイマーの妻の初期症状の頃を思い出し、ノートに書き始めた。191011a.jpg


『回想 アルツハイマーの妻の初期症状(1)』(2019.10.11)
2013年の春頃だったろうか、当時妻は忙しさから苛ついているとしか思えなかったが、今思えば生活態度に変化があった。パソコンをWindowsXPからWindows7に変えた頃から操作に戸惑うようになった。Wordのソフトは同じバージョンを使っているのにどうして戸惑うのか不思議に思って操作を見ていると、以前のようにマニュアルを見るのを面倒がり自己流の操作をして混乱しているようだった。元々完璧に物事を行わないと気が済まない傾向はあったが、一旦作業を始めると際限なく続け、睡眠時間も不規則になった。また、近隣センターのイベントがあるときやお茶の会があるときは家庭内で怒りっぽくなった。特に顕著になったのは食事の用意を面倒だという不満が増え、その頃から昼食の用意は私がするようになった。
2014年になると数日前のことを忘れてしまうことが徐々に増加、買い物に出ても時間が掛かるようになり、買い忘れや重複して同じものを購入することが見られるようになった。その頃、長女夫婦と孫が来て外食に出掛けたとき、妻の物忘れが話題になり、長女から物忘れ外来もあるから一度受診したらと言われた。むっとして「私をぼけ扱いにするのか」と拒否したことがあった。物忘れが多くなったことを認めたがらずうまく取り繕っていたが、自分でも気になったのだろう家庭医のY内科で認知症のテストを受けたら結果は正常の点数だった。そのころ、妻は頻繁に膝から下がだるいと言っていた。