下流の霧の中から泳いできたバロン夫婦

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.9.06)
(アルツハイマー)

お兄さんが「バロン」と呼んだら、昨日は上流から泳いできたバロン夫婦。今朝も姿が見えなかった夫婦、上流に向かって「バロン」と呼んだお兄さん。しばらくしたら下流の霧の中から泳いできたバロン夫婦。岸で待っていたオオバン親子が出迎えに行ったのか、二羽の傍に泳ぎ寄り一緒にお兄さんの前へ泳いで来る。190906.jpg

あちこちの葉の上にアマガエル。霧に濡れた葉の上で体を湿らせ気分がいいのか、じっと座って動かない。昨日はいっぱいいたベニシジミ、ヤマトシジミやモンシロチョウ、葉の裏に隠れているのか一匹も姿を見せない。所々にイチモンジセセリとコチャバネを見ただけ。190906a.jpg

薄日が射し始めた帰路、自宅近くの市民農園跡に立ち寄った。まだ霧は退かず沼対岸は霧の向こう。コスモス畑の小径に三脚を立て花を撮っていた女性、その姿を外して撮ってから帰宅。190906b.jpg

『一人で背負い込んだら苦しくなる』
昨日午後、病院に妻の様子を見に行った。病院のスタッフに風呂に入れて貰い、戻ったところに妻の友だちが見舞いに来てくれた。長い間、自宅の炉の前で一緒に茶事を楽しんでいた人、妻にとっては自分の認知症を隠すことなく話し合える友のようだ。人と話すとき何処か言葉を選ぶような、身構えたような様子を示すようになっていた妻だが、そんな様子もなく孫の写真を見せたり楽しそうに談笑。よほど嬉しかったらしい。だが、その前にも二人の友だちが来てくれたのはもう思い出せない。打ち解けて友と談笑していた楽しさもそのとき限り、しばらくしたら記憶から消え去っているだろう。
最近、ごく一部の人を除いた家族以外の人と話すのは疲れると言っていた妻。自分が忘れてしまったことや、忘れて矛盾したことを言うのではないかと気にして、よそ行きの態度で応対しているかららしい。初期症状のころ、「また忘れたのか」と言っていた私の度重なる発言が物言うことへの緊張を与えるようにしてしまったのかと反省。
医師より、来週には退院できると説明を受けた。退院したらデイサービス、ショートステイを開始するようにケアマネージャさんと相談するように言われ、早速相談して退院後の生活に向かって準備を始めている。
アルツハーマーと診断されたとき、どうしたらいいのかに戸惑った。我孫子市には「高齢者なんでも相談室」が地区ごとにある。天王台地区高齢者なんでも相談室の相談員さんとの出会いから、いろいろ相談し教えていただいた。夕食には宅配弁当を利用することも学んで楽になった。市の介護認定調査担当の方と一緒に来宅され、介護認定を受け、ケアマネージャさんを紹介され、幾つかの施設を見学させてもらって最初のデイサービスが始まった。ケアマネージャさんに最初に言われたことは「一人で背負い込んだら苦しくなる」だった。ケアマネージャさんや近所に住む妻の友人からの助言・支援を受けてなんとか過ごしてきた。二人の娘も仕事の合間を見てヘルプしてくれている。
今回の緊急入院のことも、介護するものが一人で背負い込んだら苦しくなる出来事。私の場合は抱え込まず、入院先の医師、病院のスタッフの方々、いつも診察をお願いしているクリニックの先生、ケアマネージャさんに相談し悩み事を解決してきた。困ったときには一人で抱え込まず、誰かに相談する。相談できるチャンネルを広げることも介護の一環と思うようにしている。
高齢者には悩みも多い。我孫子市には「高齢者なんでも相談室」が地区ごとにあり、親身に相談に乗ってくれるから、私のような高齢者はなんでも相談してみるのがお勧めだ。190906c1.jpg190906c2.jpg

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