今朝は父さんの姿が見えない

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.9.12)
(アルツハイマー)

いつも家族一緒に水門前にお兄さんを待っているラッキー親子、今朝は父さんの姿が見えない。昨日夕方も父さんだけがいなかったとお兄さん。190912.jpg

お兄さんが「ラッキー」と呼ぶと、上流の対岸から出てきて川を渡り、一つ上流の水門前から姿を現したり隠れたりする父さん。「こっちに来てくれと言ってるんだ」とお兄さん。190912a.jpg

一つ上流の水門に行ってお兄さんが「ラッキー」と呼んだら、お兄さんの前に出てきたラッキー父さん。「羽が抜けて飛べなくなり闘えなくなって、下流から来たバロン夫婦を追い出せず逆に追われたのかも」とお兄さん。190912b.jpg

『早く自宅に帰りたい』
妻の友人からメールをいただいた。6日と10日に妻の見舞いに行ってくださり、妻の夕食の様子や昔のイベントの思い出話をしたことをお知らせいただいた。昨日妻を見舞ったとき、「昨日誰が来てくれた?」と訊ねたら憶えていなかった。ヒントを出すと、長い間一緒にボランティア活動をしていた赤坂さんのお名前は出たが、川上さんのお名前は出てこず、「川上さんだったよ」と言うと、ずいぶん昔に歩け歩けのイベントへ川上さんと一緒に行ったことを話し始めた。
お二人が来てくれたことを忘れないようにとノートの空きスペースに書き始めた。その末尾に、『何もかも直ぐ遠くへ飛ばしてしまう現状の私にびっくりするやら、がっかりするやら---この状態がいつまで続くのか・・・?! 困ったものです。でもこの状態から脱することもそう遠くない日に元に戻ると思っているが、今の状態は困ったものだ』
手渡されたノートの右のページには私が来る前に書いたらしい長文がページを埋めていた。末尾には『昨日の天気と違って今朝は手賀沼の上空に青い空があって、そのま下ではないけれど、利根川サイドでない空が大きく広がり、これも我孫子の空だと合点する。なんといじらしい公子さんだこと。自分で自分をほめるなんてそうめっ多にあることではないと一人で何人分もよろこぶ今朝でした。でもまだ自宅にもどった訳ではないよね。ここから見える景色は知らない家が並んでいる。お父さんも(←詮さんでした。私の夫で~~す!)自宅へ戻っても娘たちもまご達もいないんだものね。早く帰りたいなぁ! もうすぐだよね。そう思わなくては悲しみが増すだけだからゆるしてね。もうすぐ高の山へ帰られるよね!』と書いてあった。「病院の場所が分かったし、自宅への帰る道も思い出した。桃山公園への道も思い出した。ごちゃごちゃしていた頭の中がだいぶ治った」と早く自宅に帰りたい気持ちがあちこちに滲んでいた。また、自分自身が直ぐに忘れてしまうことが多いが、その内に回復するだろうとの期待も持っているようだ。空と民家の屋根しか見えない窓から見ているからか、ノートには空と天気の記述が多い。190912c.jpg

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