岸から出てきた二羽の子を連れたオオバン夫婦

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.31)

上流からラッキー親子が来れば、岸から出てきた二羽の子を連れたオオバン夫婦。ラッキー親子より先に給餌の場所に行こうとするのか先を急ぐオオバンの子ども。190731.jpg

オオバンの親が流れ出した餌を拾って子どもの方へ泳げば、親の前に泳ぎ寄り餌をねだる子どもたち。190731a.jpg

餌を食べ終わったらラッキー夫婦は羽繕い、子どもたちは岸から離れて運動会、一羽がダッシュすれば二羽が追う。しばらく遊んだら水を被って羽繕い。茶色の子はもっと遊びたいのか親の方へダッシュ、残った二羽は羽繕いの仕上げ。190731b.jpg

生意気にも親を真似、小さな羽を広げて羽ばたいた子ども。190731c.jpg

姿が見えない二羽の子連れのオオバン夫婦

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.30)

ラッキー親子は来ているのに、姿が見えない二羽の子連れのオオバン夫婦。少し待ってからラッキー親子に餌を与えたお兄さん。190730.jpg

ラッキー親子が食べ終えるころになって、やっと現れたオオバンの父さん。「子どもはどうしたのだろう」と言ったら「大丈夫、下流の岸から子どもの声が聞こえる」とお兄さん。やがてオオバン母さんと子ども二羽が現れて親たちから餌を貰う。190730a.jpg

バロン夫婦が貰った餌を拾って三羽の子どもたちに与えたオオバン夫婦。オオバン親子は至って小食、少し食べたら満足したのか親子揃って上流へ向かう。190730b.jpg

帰るにはまだ早いからヨシゴイの子を見にヒメガマの群落前へ。親が近くを旋回して誘っても、まだヒメガマの群落に残っていた一羽。躊躇する子を誘いに来たのか兄弟も飛来。190730c.jpg

岸辺に集まってリラックスしていたビッグ親子

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.29)

まだお兄さんが来ていなかったので、そっと階段を上ってカメラだけ上に揚げて撮ってみたら、岸辺に集まってリラックスしていたビッグ親子。お兄さんの車が100m程まで来たら、お兄さんが来たと分かったのか一斉に首を伸ばした親子。190729.jpg

バロン夫婦が来ると三羽の子どもを連れたオオバン夫婦も現れる。昨日朝、姿が見えず気になった一番小さな子、今朝は他の兄弟と一緒に元気に現れた。190729a.jpg

ヒメガマの群落から飛んできた三羽のヨシゴイの子ども、残り一羽は飛ぼうか飛ばないか迷っている様子。親は子どもを心配したのか何度も付近を旋回する。群落の外に止まっていた三羽の内の二羽の子は、また飛び立って対岸の葦の群落に消えた。190729b.jpg190729c.jpg

時間軸が壊れてしまったアルツハイマーの妻

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.28)

少し小降りになって立ち寄った桃山公園の高台、うっすらと見え始めた対岸の丘。桃山公園の高台は妻が好んで通う散歩道。沼を一望できるベンチに座って、まだ忘れていなかったと確認するように過ぎ去った日々を思い出すらしい。一ヶ月ほど前のことだった。住宅公団の分譲に当選して等々力から横浜に転居したころ、横浜で長女を預かってくれる保育園探しに苦労し、それまで預かって貰っていた尾山台駅近くの保育園にお願いし全額自費負担で預かって貰って大井町の職場に通ったことを思い出していたらしい。帰宅して「ここは何処? 横浜じゃなくて我孫子?」と。「我孫子だよ」と答えると「頭の中は横浜にいて我孫子に帰れない」と言っていた。そんな出来事を思い出しながら、高台から雨の手賀沼を眺め妻の散歩道を歩く。
帰宅したら「水着を何処に仕舞ったか分からなくなった」と妻。5年ほど前に通った、プールの中を歩く訓練に行くつもりでいる。傍らにはデイサービスに出掛けるように支度中だった手提げ袋。火木土週三日通うデイサービスが5年ほど前のプールでの訓練と重なってしまっていたようだ。「今日は日曜日、何処にも行かなくていいよ」と言えばやっと安堵した表情になる。
先週日曜日、長女が来て一緒に買い物に行った。夕方帰宅する長女が見えなくなるまで自宅前で見送ったのに、夕食中に長女はいつ来てくれるだろうかと言う。長女が来たことは既に記憶から消えていた。一緒に買い物に行ったことを話すと、そんな気はするが今日だったか昨日だったか、もっと前だったかは分からないと。妻の記憶の時間軸が壊れてしまったと思う日々。今日も「今日は何曜日? 何日?」と6回も7回も訊ねに来るだろう。190728.jpg

降りしきる雨の音が賑やかでもお兄さんの車の音が聞こえたのかラッキー親子、上流の岸から出て水門の前へ。ラッキー親子の動きを察知して先回りしてきていたオオバン親子。二羽のオオバンの子どもも元気そう。190728a.jpg

激しく降り出した雨にお兄さんは傘の下、寄ってきたバロン夫婦に話し掛けたら尻尾を振って応える二羽。水面を打ち、傘を叩く雨の音に、お兄さんがバロン夫婦に話し掛ける言葉は聞き取れない。190728b.jpg

いつも三羽の子どもを連れてくるのに、バロン夫婦の傍までやってきたのはオオバンの夫婦だけ。バロン夫婦の傍で餌を拾えば、川の中央のヒメガマの群落から川を渡って来た子ども二羽。体が一番小さい子はついに姿を現さない。上空をトビが飛んでも岸に隠れる慎重な子、強い雨だから巣から出てきたくないのかも。190728c.jpg

コイが尾で水を掛け流れ出した餌を食べる

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.27)

ラッキー親子が貰って食べ残した餌、コイが尾で水を掛け流れ出した餌を食べる。190727.jpg

ラッキー親子の後ろで餌を拾い子どもたちに与えたオオバン夫婦。せわしく跳ねるコイから離れて寛いでいれば、突然一番小さな子が岸に向かって逃げ込む。上空をトビ一羽が通過、トビの恐ろしい記憶があるからか。190727a.jpg

雲の隙間から淡い陽光が差し込み、ふと気がつけば手賀川をまたぐ大きな虹。上流から雨が来るのか、手賀沼や高野山方向は真っ白。190727b.jpg

餌を貰った後は草地でくつろいでいたラッキー親子。薄日が射しているのにポツリポツリと雨、車に向かって歩き始めたらザアと降り出す。190727c.jpg

岸に上がってお兄さんを出迎えるビッグ母さん

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.26)

お兄さんが土手の上に見えたら出迎えに行こうと岸に上がったビッグ母さん。子どもたちも土手の向こうでお兄さんが餌を支度する音が分かるようになって一斉に岸辺に集まってくる。190726.jpg

コブハクチョウが貰った餌を運んできて、三羽の子どもに食べさせるオオバン夫婦。一番体の小さな子にも分け隔てなく餌を与える親。190726a.jpg

親が見えたのだろうヒメガマの群落の端に出てきて見え隠れするヨシゴイの子ども。近くに止まってこっちへおいでと誘う親。190726b.jpg

突然子どもたちが群落の中に隠れ、飛び立った親。近くのヒメガマに止まったヨシゴイを追い掛け駆逐する。190726c.jpg

お兄さんに餌を貰ってくつろぐラッキー親子

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.25)

お兄さんに餌を貰ってくつろぐラッキー親子、ヒメガマの群落に戻ったオオバン親子。常連の釣り人が来て釣り台を組み立てればラッキー親子は邪魔にならない場所まで移動する。釣り人が何か声を掛けたのだろう、尻尾を振った父さん母さん。190725.jpg

ヨシゴイが飛んできてヒメガマの群落手前にとまったら、繁みから姿を現したヨシゴイの子ども四羽。ヨシゴイの親がもう少しに近寄ったら、二羽の子どもが飛んできた。最初に飛んできた子の開いた口に嘴を差し込み餌を与え、またすぐに飛び去った親。餌を欲しければここまで出ておいでと誘っていたような餌の与え方。飛び去る親を見てまたヒメガマの群落に潜り込んだ子どもたち。190725a.jpg190725b.jpg190725c.jpg

お兄さんの車が着いたことを察知して

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.23)

お兄さんの車が着いたことを察知して岸辺に寄ってきたラッキー親子。ラッキー親子の後を追うように子ども二羽を連れたオオバン親子も現れる。190724.jpg

バロン夫婦のいる岸に移動したら、待っていた夫婦の後ろにオオバン親子。いつも三羽の子どもを連れてくるのに今朝は二羽だけ。何かに襲われて一羽欠けたかと気にしていたら、「下流の岸で鳴いている」とお兄さん。お兄さんに聞こえる鳴き声が私の耳には何も聞こえない。190724a.jpg

ヨシゴイを撮ろうと待ち構えていたら、ヒメガマの群落の中の巣へ戻るオオバン親子。三羽の子どもが並んで泳ぎ、一番小さな子の元気な姿を確認した。190724b.jpg

ヨシゴイの親が戻ってくると、餌を貰おうとヒメガマの群落から子ども四羽が出てきた。四羽目の子どもは隙間に脚と腹がちらりと見えたがどこにいるか見付けられますか?190724c.jpg

お兄さんが来るのを待っていたラッキー親子

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.23)

お兄さんが来るのを待っていたラッキー親子。二羽の子どもを連れたオオバン夫婦が来れば、遊び相手を欲しいラッキーの子はオオバン父さんを追い掛ける。直ぐ近くまで来たらさっと交わされ、遊んで貰っているようなラッキーの子。190723.jpg

道路脇に車を止め、せっせとアカツメグサの葉を摘んでいたお兄さん。コブハクチョウもオオバンも、アカツメグサや葛の葉が大好物。190723a.jpg

バロン夫婦の傍には三羽の子どもを連れたオオバン親子。親が運んだ餌をちょっと食べただけでもう十分か、親が餌を与えようとしても食べようとせず、運んできた親が食べてしまう。190723b.jpg

霧雨に濡れ傘を差したように開いていたキノコ、コツブヒメヒガサヒトヨタケのようだとお兄さん。傘の下ではなくて上に虫? パソコンの大きな画面で確認したらゴミ付着。190723c.jpg

お兄さんが土手の上に立てば上流からビッグ親子

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.22)

お兄さんが土手の上に立てば上流からビッグ親子が現れる。ビッグ親子もお兄さんも元気。ラッキー親子やバロン夫婦にも会えた今朝。190722.jpg

今朝もこちら岸の近くまでやってきたオオバン夫婦と三羽の子ども。一羽だけ生長が後れ、他の兄弟よりも一回り小さな子どもも一緒。190722a.jpg

餌を運んできた親が子どもに餌を与えるが、親は三羽にほぼ平等に餌を与えている。体が小さいが故に餌をもらえない心配はなさそうだ。190722b.jpg

下流から忍び寄ってくる霧雨。下流は見る見る霞んで、鉄塔銀座の鉄塔も消える。190722c.jpg

みんな揃ったか眺めているのだろうビッグ母さん

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.21)

岸に上がって、みんな揃ったか眺めているのだろうビッグ母さん。8羽も子どもがいてちゃんと数えられるのかな。190721.jpg

三羽の子どもを連れて到着したラッキー夫婦。温和な性格で滅多に攻撃しないと知って、二羽の子連れのオオバン夫婦も安心して近寄る。190721a.jpg

ラッキー夫婦が貰ったクローバーの葉を父さんが運んで母さんに渡し、二羽の子どもに与える母さん。190721b.jpg

少し下流に住み、三羽の子どもを連れたオオバン親子も子どもたちに餌を食べさせていた。父さん同士は兄弟でも、子どもを持った今、会えば互いにライバル同士。190721b.jpg

新しい羽が伸び始めたラッキー母さん

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.20)

雛が孵ったころからラッキー母さんの羽が抜け、新しい羽は伸び始めた。母さんの羽が伸びたら父さんの羽が抜け始める。子育て中の二羽の羽が同時に生え替わる事がないのは、子どもを守るのに羽が最強の武器だからか。190720.jpg190720a.jpg

子育てをしていないバロン夫婦は早い時期から同時に羽が抜け始めた。オオバン親子と並んでのんびり泳ぐバロン夫婦の羽はもう生え替わって綺麗になっている。190720b.jpg

今朝も何度となく飛んだヨシゴイ。ヒメガマの群落から飛び出して、上流か下流の葦の繁みへ飛んでしばらくするとまたヒメガマの群落へ戻ってくる。190720c.jpg

雨は上がって東の空に明るい隙間

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.19)

天気予報を信じて雨合羽を着てくれば、雨は上がって東の空に明るい隙間。「妻がハイになったから天気回復だろう」と言ったら、「今日は荒れるはずだ」と友。くわばらくわばら。190719.jpg

いつもの時間になれば、ビッグ親子は元気に登場。190719a.jpg

ラッキー親子も、バロン夫婦も元気そうだったが、ヨシゴイとオオバン親子を撮るのに夢中になって、両方ともに撮りそびれた。190719b.jpg190719c.jpg

「ア~」「ホ~」と聞こえるヨシゴイの掛け合い

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.18)

ヨシゴイが飛んで来るのを撮ろうとしたが、霧が濃くてピントが合わない。ヒメガマの群落の端にとまったのを撮っていれば、群落の中からヨシゴイの「ア~」と言うような鳴き声。霧の中にとまった一羽がそれに合わせて「ホ~」と鳴く。「ア~」と鳴けば「ホー」と応え、いつまでも続く掛け合い。ファインダーを覗きじっと聞いていれば、二羽のヨシゴイの掛け合いは「阿呆」「阿呆」と聞こえてくる。こんな霧の中でお前は「阿呆」かとからかわれているようだ。190718.jpg

餌を貰ったラッキー親子がヒメガマの群落へ向かえば、霧の中をゴイサギが飛んだ。二羽のヨシゴイも飛んで、しばらくしたら戻って来たが、もう「ア~」「ホ~」の掛け合いはやらない。ラッキー親子と入れ替わりにヒメガマの群落から川を渡って来たオオバン親子、父さんが運んできた餌を母さんが受け取り子どもたちに食べさせる。190718a.jpg190718b.jpg190718c.jpg
今朝も元気な姿を見る事ができたビッグ親子やラッキー親子とバロン夫婦。

親子揃って川を下って来たラッキー親子

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.16)

一つ上流の水門にいたラッキー親子。父さんが沖に出てお兄さんを見付けたのだろう、親子揃って川を下って来たラッキー親子。今朝もビッグ親子もラッキー親子も、バロン夫婦にも異常なし。190717.jpg

ヒメガマにとまったヨシゴイ、今朝も逆立ちして漁をするかと思えば、突如横をかすめ飛んだもう一羽。後を追って飛び立ったが、しばらくして戻って来たお気に入りの場所。190717a.jpg190717b.jpg190717c.jpg

悲しい時には雨の沼を眺めるといい

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.16)

桃山公園の高台に立って、悲しい時には雨の沼を眺めるといい。雨粒が吹き付ければ涙か雨か分からなくなる。何かを始める時には冬の日の出を眺めるといい。力強く昇る太陽がさあ頑張るぞとやる気をみなぎらせてくれる。何かに思いを巡らせる時は夜明けの沼を眺めるといい。刻々と変わる沼の表情、踏みしめた足下にはいにしえの古墳。この高台に立って沼を眺めたいにしえの人たちは何を思ったか、今日の漁の事か、それとも対岸の集落への対抗心か。ぼんやり眺める沼はちっぽけな現実の思いからも私を解き放ってくれる。ここに立てば、18年前の夜明け、手賀沼撮影を始めた時の感動が蘇ってくる。190716.jpg

昨日はあんなにいたムクドリの姿が見えない。公園の広場に向かえばマユミの木の向こうに数羽のムクドリが芝生の上で餌探し。190716a.jpg

今朝の手賀川は雨、雨の日は安心できるのか直ぐ近くまで寄ってきたオオバンの親子。降りしきる雨の中を親と一緒に手賀川を渡って来た。190716b.jpg

雨だって、ビッグ親子もラッキー親子も、バロン夫婦もみんな元気。コブハクチョウたちよ田んぼに入るな、農家の人たちは田んぼに入られても法で捕獲はできず、悔しい思いで眺めているだけだ。法で縛るならもっと早い段階で行政の対応が欲しかっただろう。だが、殺処分は避けて欲しい。生まれてしまった一つ一つの命は大切にして欲しい。190716c.jpg

泳ぎ寄った子どもに餌を与えるオオバン母さん

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.15)

オオバンの父さんが咥えて運んだ餌を母さんに渡し、急ぎ泳ぎ寄った子どもに餌を与える母さん。雨が強くなって餌を貰ったら直ぐにヒメガマの群落に潜り込む子どもたち。190715.jpg

ビッグの子どもたちもラッキーの子どもたちも元気いっぱい。泳ぎ寄ったバロン夫婦の顔をしみじみ見たら、えらが張った雄の顔立ち。骨格も雄のように見える。毎年巣作りを始めるのは一番早く、次々と五つほどの巣を作る。以前から雄のペアだと言われてきたし、一度も抱卵したことはない。だが夫婦の絆は他のペアに劣る事はなさそう。190715a.jpg

鉄塔の上で孵ったハシブトガラスの子ども、離れた電線まで出て来るようになり親が咥えて運んだ餌を貰っていたが、今朝初めて、コブハクチョウが貰ったパンを親が運び出す直ぐ近くまでやって来る。190715b.jpg

沼を渡る雨が小降りになったら、見る見る広がる視界。水の館や手賀大橋、柏の街のビルまでも見えてくる。190715c.jpg

眠れぬ夜が明ければ雨の朝

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.14)

アルツハイマーを病む妻を連れ近くのグループホームの見学に出掛ける日。先週長女と見学し、妻が拒否しない限り申込書を提出する事にしていが、見学した妻が「何も分からなくなる前にここに入所できるといいね」と呟くように言った。「よろしくお願いします」と申し込み書を差し出したが、先に何人かが待っていていつ入れるかは定かでない。
あと一ヶ月少々で結婚して五十五年、新たな進路を決め動き出した朝は雨だった。今のままでは共倒れになるからいずれ決断しなくてはならない、一方では自分から妻の介護を放棄するのかという心の中の揺れに、珍しく眠れぬ夜を過ごした。
一昨年、昨年、今年と梅雨の時季になると症状が急に悪化する。じわじわと悪化するのではなく、まさに階段状だ。今年の梅雨は今までに最大の下降、朝目覚めた時に自分がどこにいるのかさえ分からない事が出てきた。古い記憶をたどっていたら今に戻れなくなったと訴えた妻。5分間くらいならかなり正常な会話ができても、10分経ったら記憶から消えている。そんな日々でも、残った一緒に過ごせる日々を大切にしたいと思う。まだ先々のことは、雨に煙る沼の対岸のようにおぼろげにしか見えてこない。190714.jpg

降りしきる雨の中、ビッグ親子も、ラッキー親子も、バロン夫婦も力強く生きている。今朝も会えて沈んだ心が多少なりとも癒やされた。190714a.jpg190714b.jpg190714c.jpg

餌をくれるお兄さんを待つラッキー親子

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.13)

ビッグ親子もバロン夫婦も元気。餌をくれるお兄さんを待つラッキー親子、姿を見せた常連のオオバンも。190713.jpg

活発で元気がいいグレーの子、自分の体がオオバンよりも大きくなったからか、じゃれてオオバンを追い回す。190713a.jpg

オオバンが岸に上がればグレイの子、コンクリート壁のスロープをよじ登って岸に上がる。上がったころにはもう水の中に戻っていたすばしっこいオオバン。190713b.jpg

ラッキー親子が貰った餌を咥えたオオバンの親、川中央に向かえばヒメガマの群落から出てきた子ども二羽。親の前に泳ぎ寄って餌を貰う子ども。190713c.jpg

暗いから来るのが遅かったビッグ夫婦

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.12)

雨が降って暗いから来るのが遅かったビッグ夫婦。悠々と先頭を泳ぐ父さん、その後に元気そうな子どもたち。しんがりは母さん。190712.jpg

雨を避けるように川真ん中のヒメガマの群落前、くつろぐラッキー父さん母さんと子どもたち。雨は降ってものんびりと平和な朝。190712a.jpg

土手の上に立ったお兄さんに尻尾を振りながら泳いで来るバロン夫婦。バロン夫婦の姿が近づいてくればオオバン夫婦も泳いで来る。190712b.jpg

未だ暗い雨の早朝、下流から飛んできたのはガーコの子らしい。お兄さんが「ガーコ」と呼んだらお兄さんの近くを旋回して、また上流に向かう。手賀沼に行くのだろうかコブハクチョウ一羽。190712c.jpg

耳を澄まして聞いているような表情

今朝も元気だったビッグ親子。土手の向こう側でお兄さんが餌の支度をしている音を耳を澄まして聞いているような表情。190711.jpg

ヒメガマの群落に出入りするヨシゴイに気をとられ、後で気がつけば一枚も撮っていなかったラッキー親子。いつもの場所で待っていたラッキー親子を時々眺め、飛んでくるヨシゴイを待つ。しばらく待って、やっと飛んでくれたヨシゴイ。190711a.jpg

先にどなたかに餌を貰ったのか、沢山残して羽繕いしていたバロン夫婦。喜んだのはハシブトガラスの父さんとオオバンの父さん。コイも来て尻尾で水を跳ね餌に掛ける。190711b.jpg

バロン夫婦が残した餌の前、互いに見合ったオオバンとハシブトガラス。毎朝で合う仲だからか、争うこともなくドッグフードを咥えてそれぞれの子どもの方へ運ぶ。190711c.jpg

子どもたちが泳ぎ寄って餌を貰う

撮影ノート『手賀沼有情』 (2019.7.8)

コブハクチョウが餌を貰えばオオバンが来て、隙を見てパンやドッグフードを咥えて運ぶ。親が餌を持ってくるのを見付けた子どもたちが泳ぎ寄って餌を貰う。190710.jpg

父さん同士が兄弟の二家族が子育て中。長男と呼ばれる父さんは二羽の子ども、次男と呼ばれる父さんは三羽の子持ち。兄弟でも子育てに差があるのがおもしろい。長男夫婦は臆病で、巣の近くで餌を与え、餌を貰うと子どもたちは巣に隠れる。次男夫婦は大胆、今朝は岸近くまで子どもを連れてきた。190710a.jpg

お兄さんにパンを貰いに来るハシブトガラス、今朝は鉄塔の上の巣から子ども二羽を連れてくる。190710b.jpg

ビッグ親子も、ラッキー親子も、バロン夫婦もみんな元気。餌を貰った後は川の真ん中に出てくつろぐラッキー親子。190710c.jpg

ブログについて

私のブログを見ていただき、沢山のコメントをお寄せ下さってありがとうございます。
私の書いた記事で不快になられた方々にはお詫びします。
コメントいただいた方へ私の思う事を述べさせていただきます。

ハク子さんへ
保護されたビッグの子の様子を詳しくお知らせ下さって、保護され安全に生きている事に安堵しました。
最初に保護された事の連絡を頂いた時、発作の群が古い橋で給餌されていたころの出来事が悪夢のように思い出され、刹那的に書いた2行が今回保護された子の状況を確認する前であったことは慚愧の念に堪えません。早急に訂正したくてもブログがリニューアル直後でもたつく間に次々いろいろな角度からのコメントを頂き躊躇していた事は否めません。そのことについて不誠実と多くのおしかりを受けている事に反論はありません。ハク子さんはじめ、多くの方が係わって傷ついた子たちを守って下さっている事に感謝します。そして平和に仲良く暮らしていることを嬉しく思います。
ラッキーたちが休む場所の釣り糸、釣り針、鉛などの回収と掃除、ありがとうございました。いつも川上さんも釣り糸、釣り針、鉛、タバコの吸い殻など拾っていますし、私もより一層見回すようにします。
ビッグ母さんのコブに刺さった釣り針を見付け、川上さんがとろうと呼んでも捕まらず、数日後とれていたのは父さんに叩かれあざを作りながらも外して下さった事と川上さんから聞いています。
お目に掛かってお話を伺える機会があったら嬉しく思います。

タロウさんへ
感動的なお話の紹介ありがとうございます。
何を見ているのかと言われれば、私自身に身体的な欠陥が出て以来何年か発作橋周辺までは見ていません。限られた時間の中でビッグ、ラッキー、バロンの三ヵ所、散歩で通る市民農園跡しか見ていません。

環境保全さん
コメントありがとうございます。
なぜコブハクチョウにばかり固執するのかのご指摘については、ブログに掲載したコブハクチョウについて「カナダガンのように駆除する活動で、地域住民の意見集約に邪魔だ」との強い指摘があり、それならばコブハクチョウについて書き続けようと思った次第です。それが切っ掛けで、川上さんの活動を掲載させていただいていました。
ブログ管理者としての一般への配慮について、ご指摘のことよく検討して今後に生かします。
ご指摘ありがとうございました。

書かせていただきますさん
発作の様子をお知らせ下さってありがとうございます。
ここ数年は発作橋周辺までは撮影に出掛けていませんでした。

記事修正について
7月5日の記述、『追い出された子は車で発作へ運ばれたそうだが、新顔の子を群の弱者が圧殺した例が過去に二回。』を書き直す事を考えましたが、ここを後から削除すると沢山頂いたコメントとの整合がとれなくなります。いろいろ悩みましたが、せっかく頂いたコメントを無駄にしないためにも、訂正して、訂正内容を注記したいと思います。


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コブハクチョウが貰ったパンを咥え、ヒメガマの群落へ向かえば巣から出てきた雛たち。親の周りに突進して餌を貰う。
オオバンの家族の上をヨシゴイが飛んだ。上空にはアマサギも混じったチュウサギの群が手賀川沿いに手賀沼に向かった。
今朝の朝焼けは薄雲がピンク。鳥たちにもいい日であって欲しい。
(2019.7.9)

今朝撮れたのはラッキー夫婦が餌を貰うところ

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アルツハイマーの妻の記憶が途切れパニック、
やっと記憶がつながって遅れて手賀川に出発。
今朝撮れたのはラッキー夫婦が餌を貰うところ。

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コブハクチョウが貰った餌を運ぶオオバン夫婦、
ヒメガマの群落に戻れば出てきた子ども三羽。
餌を貰いにオオバンの親たちの傍へ泳ぎ寄る。

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オオバンの子が餌を貰えるのは早い者勝ち、
一番先に親の前に辿り着いた子から餌を貰う。
餌を与えたらまた残っている餌に戻る親たち。
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今朝の手賀沼  (2019.7.8 6:03)
桟橋に人が来れば近寄るコブハクチョウ
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雨は降り風が強くても待っていたビッグ親子

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雨は降り風が強くても待っていたビッグ親子。
クローバーに鶏の餌とドッグフードを混ぜた餌、
その上にパンを千切って乗せた親子への朝食。

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お兄さんの姿を見付けて出てきたラッキー親子。
北北東の風が吹き付ける中逞しく泳ぐ子ども、
一度目は巣が流れて二度目に抱卵し生まれた子。

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風の当たらぬ場所を選んで餌を与えるお兄さん。
子どもたちはまずクローバーの葉を先に食べ、
父さんが水に散らしてくれた鶏の餌を食べる。
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今朝の手賀沼  (2019.7.7 5:12)
雨に煙る沼に鳥の姿は杭の上のカワウ三羽だけ
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噛みつくぞとハトを脅し追い払うラッキー夫婦

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餌を貰おうとお兄さんを待つラッキー親子。
ご相伴に預かりたくてハトも寄って来れば、
噛みつくぞとハトを脅し追い払うラッキー夫婦。

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餌を食べたら羽繕いを始めたラッキー夫婦、
残した餌に近寄りたいが嘴パンチが怖いハト。
「もう少し向こうに行ってよ」と言いたげに。

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バロン夫婦が貰った餌に尾で水を掛けるコイ、
経験を積むたびにコイも水掛が上達したようだ。
流れ出した餌に何匹もの大きなコイが群がる。
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今朝の手賀沼  (2019.7.6 4:21)
手賀川を渡ってくるビッグ母さんと子どもたち
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もてもてビッグお兄さんの後におばさんもパン

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もてもてビッグお兄さんの後におばさんもパン。
追い出された子についてのコメントを頂いた、
保護され新しい場所で安全に育つ事を祈ります。
(下2行訂正。訂正理由は7月9日記事をご覧下さい)

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餌を貰ったらラッキー親子はヒメガマの群落へ。
ヒメガマを引き抜き子どもに食べさせる両親、
揺れるヒメガマに撮りたいヨシゴイは飛ばない。

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バロン夫婦が餌を貰ったら隙を覗うオオバン。
夫婦が食べ終わったころ餌に突進したオオバン、
ハシブトガラスと競ってパンの耳を拾い集める。
-
今朝の手賀沼  (2019.7.5 5:00)
パンを咥えて対岸に向かえば相棒も運びに来る
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みんな元気だったビッグ夫婦と8羽の子ども

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みんな元気だったビッグ夫婦と8羽の子ども。
追い出された子は今朝も姿が見えず気掛かり、
誰かが捕獲し保護してくれたのならいいのだが。

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ハシブトガラスにコロッケパンを投げ与え、
待っていたバロン夫婦に餌を与えるお兄さん。
コイに食べられぬよう餌は岸の水際に置く。

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お兄さんが置いたコロッケパンの中身を食べ、
パンを二つに割り咥えて飛ぶハシブトガラス。
入れ替わりに残ったパン半分を持ち去る相棒。
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今朝の手賀沼 (2019.7.4 4:59)
尾で岸に水を掛け流れ出した餌を食べるコイ
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親に追い出された子を水路沿いに探すお兄さん

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親に追い出された子を水路沿いに探すお兄さん、
付近を隈無く探しても鳴き声も姿もなかった朝。
親に見つかり追われたか怖い事でもあったのか。

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今朝も元気だった8羽のビッグ夫婦の子ども。
嬉しそうに待っていたビッグ親子に囲まれても、
お兄さんの後ろ姿がなぜか寂しげに見えた朝。

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夕方「明日はあっち」と上流を指さして言えば、
翌朝ラッキー親子は一つ上流の水紋で待つと。
半信半疑だが毎朝お兄さんの予言的中が多すぎ。
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今朝の手賀沼  (2019.7.3 5:13)
曇天の空高く群れて上空を飛び越えるアオサギ
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四日間餌を貰い元気になったひとりぼっちの子

190702.jpg一人で行けば「81歳用水に転落」と数行の記事、
そんなの嫌だからお兄さんの到着をじっと待つ。
四日間餌を貰い元気になったひとりぼっちの子。
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岸に餌を置けば殺到するビッグの子どもたち、
食欲旺盛よく食べて日々目に見えて大きくなる。
追い出した子はもう忘れたようにビッグ夫婦。
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雨に濡れ草地にうずくまっているよりはましか、
水門の暗渠への入り口に待っていたラッキー親子。
お兄さんが来れば早く餌を欲しいと前に集まる。
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今朝の手賀沼  (2019.7.2 4:54)
「バロン」と呼ばれ霧の中から出てきた
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昨夜も草刈り跡に泊まったのかラッキー親子

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昨夜も草刈り跡に泊まったのかラッキー親子。
お兄さんを見て母さんと子どもは草地を歩き、
父さんは川に出て泳いでお兄さんのいる岸へ。

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ビッグ夫婦が成長の遅い子を追い出してからも、
貰った餌をいっぱい食べ大きくなった残った子。
追い出され何処へ行ったか気にする散歩の人。

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水路の葦に隠れびくびく過ごす追い出された子、
呼んでもお兄さん以外の人がいると出てこない。
お兄さんのビデオのモニターで見た今朝の姿。
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今朝の手賀沼  (2019.7.1 5:54)
草刈り跡に伸びたクローバーを食べに戻った親子
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